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日本HP、4基のM.2 SSDをPCI Express x16に変換するボード

~リード最大9GB/sec。パワーロスプロテクション対応

 株式会社日本HPは、同社のワークステーション「Z440」、「Z640」、「Z840」用のオプションとして、4基のNVMe対応M.2 SSDをPCI Express 3.0 x16に変換するボード「HP Z Turbo Drive Quad Pro」を2月下旬に発売する。

 現時点で用意されている512GB SSDを用いれば最大2TBのドライブを構築できる。SSDを冷却するヒートシンクやファンを装備するほか、突然の電源断時に大容量キャパシタでデータをボード上のキャッシュに保持し、電源復帰時に書き込む「パワーロスプロテクション」機能を備える。

 OS上からは4基のSSDがそれぞれ独立して見える。ソフトウェアRAID機能などを用いれば、シーケンシャルリード9GB/sec、同ライト5.8GB/sec、ランダムリード120万IOPS、同ライト40万IOPSを実現できるという。

 税別価格は、256GB SSD(Samsungのビジネス向け製品)×2付きで20万円、512GB SSD×2付きで30万円。SSD単体は256GBモデルが5万円、512GBモデルが10万円で用意される。

大容量コンデンサが見える
4基のドライブを装着した場合

(劉 尭)