バッファロー、バックアップ用途に特化したSOHO向けNAS

「イージーステーション for バックアップ」

　株式会社バッファローは、データのバックアップ用途に特化したNAS「イージーステーション for バックアップ」を2月中旬に発売する。

　ファイル共有機能などを備えず、バックアップに専用化したことが特徴のNAS。付属のUSBメモリをPCに挿すことで専用ソフト「BackupNavigator」のインストールやバックアップの設定を行なえ、複数のPCからネットワーク経由でバックアップ。また、バックアップしたファイルからの復元も同様にUSBメモリをPCに挿すことで開始できる。このセットアップ用USBメモリは、本体前面のUSBポートから作成することもできる。対応OSはWindows 7/8.1。

　同社ではシステム管理者のいない個人事業者や小規模オフィスへの導入に最適とするほか、NASを用いることで一元管理できる点や持ち出しリスクを軽減できることをアピールしている。

　内蔵HDDは4台で、RAID 5を構築。交換用HDDも別売りされており、トラブル時にはユーザーにより交換が可能。また、シュナイダーエレクトリックのUPSに対応し、背面のUSBポートへ接続することで連携できる。

　ラインナップと税別価格は、2TB×4(利用可能容量:6TB)の「BK441D0804」が103,400円、1TB×4(同:3TB)の「BK441D0404」が82,700円。

　インターフェイスはGigabit Ethernet。USBメモリ作成用USB 3.0ポート、UPS連携用のUSB 3.0、USB 2.0をそれぞれ各1ポート備える。本体サイズは177×227×127.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約5.4kg。

前面

背面

トラブル時は自身で交換が可能