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HP、業界最薄最軽量のCore M搭載12.5型ノート

「EliteBook Folio 1020」

 米Hewlett-Packard(HP)は2日(現地時間)、業界最薄最軽量を謳うビジネス向け12.5型ノート「EliteBook Folio 1020」シリーズ2モデルを発表した。

 Core Mを搭載したことで、ファンレス化するとともに、筐体を310×210×15.7mm(幅×奥行き×高さ)に薄型化。また、SE(Special Edition)モデルは、マグネシウムリチウム合金と再生カーボンファイバーを用い重量1kgを実現した。標準モデルは1.2kgキーボードは打鍵感に優れるという新開発のプレミアムキーボードを採用する。

 ビジネス向けモバイルということで、堅牢性については、米国のMIL-STD 810G規格に準拠する落下、衝撃、高温、高湿、高圧テストをクリア。セキュリティ面では、TPM 1.2/2.0や指紋認証に対応。管理面では、同社のClient Management Solutionのほか、オプションでIntel LANDeskやvProに対応する。

 各種BTOに対応し、OSは、Windows 7 Professional/8.1 Pro、Ubuntu、FreeDOS、CPUはCore M-5Y51(1.1GHz)/5Y71(1.2GHz)、ストレージは128~256GB SSD(一部暗号化対応)を選択可能。ディスプレイは12.5型で、標準モデルは1,920×1,080ドット/タッチ非対応/非光沢、2,560×1,440ドット/タッチ対応を選択可能で、SEモデルは2,560×1,440ドット/タッチ非対応/非光沢を搭載する。

 DTS Studio Sound対応HDオーディオや、ノイズリダクションソフト、前面向きスピーカーなどを搭載するなど音質にもこだわっており、Web会議などに好適としている。バッテリ駆動時間は最大9時間。

 発売は標準モデルが2015年2月、SEモデルが同4月。価格は未定。このほか、同じくCore Mを搭載するEliteBook 700/800シリーズおよび1040を同1月より順次発売する。

(若杉 紀彦)