NEC、従来比25%小型化したXeon搭載ワークステーション

「Express 5800/56Xg」シリーズ

　日本電気株式会社(NEC)は、科学技術計算、高解像度画像処理向けのワークステーション「Express 5800/56Xg」シリーズ2モデルを、26日より順次発売する。

　従来モデル「Express 5800/56Xf」の本体サイズ205×600×450mm(幅×奥行き×高さ)に対し、新モデルの56Xgは174×556×430mm(同)と体積比で25%小型化。また、56Xfは動作時環境温度は最大35℃の対応となっていたが、56Xgは最大40℃に対応する。オプションのラックマウントコンバージョンキットにより、19型ラックへの収納も可能。

　仕様面では、CPUにXeon E5-2600 v3シリーズまたはXeon E5-1600 v3シリーズを搭載可能。ビデオカードはNVIDIA NVS/Quadro/Tesla、AMD FireProなどが用意され、複数枚を搭載することもできる。

　製品は、2プロセッサモデル「Express 5800/56Xg」と、1プロセッサモデル「Express 5800/56Xg-E」をラインナップ。前者は1月29日発売、後者は2月27日発売。

　2プロセッサモデル「Express 5800/56Xg」の仕様/価格例は、Xeon E5-2620 v3(2.4GHz)×2、NVIDIA NVS 315、メモリ16GB、HDD 500GB、DVD-ROMドライブ、Windows 8.1 Pro Update(64bit)を搭載して、718,000円(税別)から。

　1プロセッサモデル「Express 5800/56Xg-E」の仕様/価格例は、Xeon E5-1620 v3(3.5GHz)、NVIDIA NVS 315、メモリ8GB、HDD 500GB、DVD-ROMドライブ、Windows 8.1 Pro Update(64bit)を搭載して、478,000円から。