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NEC、Active Directoryとも連携できる法人向け顔認証ソフト

「NeoFace Monitor」利用イメージ
4月22日 発売

価格:10,000円(税別)/1端末より

 NECは22日、顔認証エンジン「NeoFace」を用いたセキュリティソフト「NeoFace Monitor」を発売した。価格は1端末/媒体付きで10,000円(税別)、追加の1ライセンスが9,800円(同)など。

 多点検出法、多元特徴量抽出法、摂動空間法などを組み合わせた顔照合技術に基づく認証エンジン「NeoFace」をベースにした顔認証セキュリティソフト。顔認証によるWindowsログオンや、PC使用中も常時顔監視を行ない、離席時や、覗き込みなど未登録ユーザーを検出した段階で自動ロックする機能、同一IDを複数人で利用する場合にログイン履歴を残す機能などが提供される。

 顔認証情報はクライアント側で管理する方法以外に、サーバーでの一括管理も可能。Active Directoryとも連携可能で、運用設定や認証ログの管理まで統合して利用できる。また、サーバー認証を用いている場合でも、サーバーが持つ認証情報をクライアント側に一時保存することで、オフラインで顔認証ログオンを利用することもできる。

 クライアント側の対応OSはWindows 7 Professional/8 Pro/8.1 Pro。カメラはQVGA(320×240ドット)以上の解像度を持つ一般的なWebカメラや内蔵カメラで利用できる。

 サーバー側は、認証サーバーがWindows Server 2008/2012。Active Directory(AD)サーバーがWindows Server 2008/2012。価格は認証サーバー用、ADサーバー用それぞれ150,000円(同)から。

Windowsログオンと常時監視機能
サーバー管理時のシステム構成図

(多和田 新也)