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日本HP、約1万円のADF付きA4インクジェット複合機
~黒インクが切れてもカラー3色で黒を再現
(2014/2/26 13:12)
日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は、ビジネス向けインクジェット複合機のA4エントリーモデル「HP Officejet 4630」を3月3日より直販サイト「HP Directplus」にて発売する。価格は10,290円。対応OSはWindows XP/Vista/7/8/8.1、Mac OS X 10.6~10.8。
低価格ながら、ADF、FAXを搭載し、自動両面印刷が可能なインクジェット複合機。特徴としてインクの代替利用が可能な「かしこプリント」に対応し、黒またはカラー(シアン/マゼンタ/イエロー)のどちらかのカートリッジが切れていても、残っているもう片方で印刷できる。カラーは3色を使って黒を再現する。黒のみ、カラーのみでの運用も可能。インクカートリッジはヘッド一体型。黒は顔料系、カラーは染料系。
印刷速度はA4モノクロが約8.8枚/分、カラーが5.2枚/分。コストはA4カラーで約12.9円(用紙除く)。印刷解像度は4,800×1,200dpi。スキャナは1,200×1,200dpiのCISセンサーを搭載。コピー速度はモノクロが約6枚/分、カラーが約4枚/分。ADFは35枚まで。給紙トレイ容量は100枚。
インターフェイスはIEEE 802.11b/g/n無線LAN、USB 2.0を装備。操作用パネルをサイドに備える2型モノクロ液晶を搭載する。本体サイズは446×332×189mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6.2kg。