ネットギア、2.5Gbps Ethernetポート採用の11ac対応無線LANアクセスポイント

WAC740

　ネットギアジャパン合同会社は、法人向けデュアルバンド無線LANアクセスポイント「WAC740」を発売した。価格は108,000円。

　IEEE 802.11ac Wave2対応で、5GHz帯で最大1,733Mbps、2.4GHz帯で最大600Mbpsの通信速度を謳う。MU-MIMOやビームフォーミングもサポートする。同社製のワイヤレスコントローラーアプライアンス製品により集中管理を行なう、コントローラ管理専用の無線LANアクセスポイントのため、単体動作はサポートしていない。

　本製品では、無線通信速度の高速化により、Gigabit Ethernetポートが通信のボトルネックとなるという新たな課題を解決すべく、有線LANポートにNBASE-T(2.5Gbps)を採用するのが特徴。NBASE-Tは、カテゴリー5e/6のUTPケーブルを使用して、2.5Gbpsの通信を可能とした規格。

　なお、Gigabit Ethernetポートも1基備えており、NBASE-T対応のLANスイッチがない場合でも、2つのLANポートをリンクアグリゲーションで束ねることで、最大2Gbpsの通信を可能としている。

　各LANポートは「PoE+ (Power over Ethernet Plus, IEEE 802.3at)」に対応しており、LANケーブルからの電源供給で動作する。別売で電源アダプタ(5,400円)も用意される。

　保証期間はライフタイムとなっており、製品販売終了後も後継機種への無償交換が行なわれる。