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NEC、筐体の奥行きを抑えたスリムタワーデスクトップ
2017年6月6日 11:00
日本電気株式会社(以下NEC)は、法人向けスリムタワーデスクトップPC「Mate タイプME/タイプMB」および、小型デスクトップPC「Mate タイプMC」を発売する。税別価格はそれぞれ181,000円から、159,500円から、155,400円から。
タイプME/MBでは、CPUに第7世代Coreプロセッサを採用したほか、筐体を刷新。奥行きを従来から約22%(8cm)削減し、フットプリントの小型化を実現したことで、机上のスペースをより有効に活用できるとしている。
筐体は小型化しているが、無線LANオプションの追加や前面USBポートを2ポートから4ポートに増やすなど、拡張性の向上も図られている。BTOに対応しており、メモリやストレージを選択可能。出荷開始予定日は6月13日以降(第7世代プロセッサモデルは除く)。
参考までにそれぞれの仕様の一例は、タイプMEがCore i7-7700(3.6GHz)、GeForce GT 730、DDR4メモリ16GB、128GB SSD+500GB HDD、OSにWindows 10 Proを搭載し税別552,300円。タイプMBの廉価モデルが、Celeron G3930(2.9GHz)、DDR4メモリ4GB、500GB HDD、OSにWindows 10 Pro搭載で税別159,500円。
インターフェイスは共通で、USB 3.0×8、Gigabit Ehternet、Display Port×2、ミニD-Sub15ピン、IEEE 802.11ac対応無線LAN+Bluetooth 4.1(オプション)、音声入出力など。
サイズは89×291×340mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約5.1kg。
タイプMCは、第7世代Coreプロセッサ搭載となった小型デスクトップPC。
ゴルフボール1つ分という横幅約35mmの狭幅設計で、オフィスだけでなく受付や組み込みなどの限られたスペースでも適しているとする。専用光学ドライブとの一体化も可能なほか、ディスプレイ背面に装着することも可能となっている。
最上位の主な仕様は、Core i7-7700T(2.9GHz)、16GBメモリ、暗号化SSD 512GB(PCIe)、OSにWindows 10 Proを搭載。
インターフェイスは、USB 3.0×6、Gigabit Ehternet、Display Port×2、音声入出力など。
本体サイズは34.5×182.9×179mm(同)、重量は約1.32kg。
同社では、第6世代Coreプロセッサ搭載の「タイプMA/ME/MB/ML」、第6世代Coreプロセッサ搭載の小型デスクトップ「タイプMC」、液晶一体型の「タイプMG」も、6月13日より順次発売する。