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キヤノン、サーバー機能やブラウザ内蔵でWebアプリ組み込みに対応したスキャナ
2016年11月28日 14:24
キヤノンマーケティングジャパン株式会社は、法人向けネットワークスキャナ「ScanFront 400」を12月1日より発売する。税別価格は228,000円。
10.1型のWSVGAタッチパネルを搭載し、PCレスで操作が可能。送信先の設定や、スキャンデータのプレビュー、ページスクロール、回転、拡大などの操作を行なえる。従来機種からスキャン速度を高速化し、両面を同時にスキャンする「1パス両面スキャン」にも対応した。
紙文章の扱いが多い金融機関や医療機関、官公庁、流通業の文章電子化や情報共有などに最適とする。
フォルダー/メール/FTP/プリンタ/FAX/USBメモリーと、送信先別に6つの機能を搭載。ニーズに応じたデータ配信・保存が可能で、生成されるファイル形式は、PDF/TIFF/JPEG/PNGから選択可能。PDFに関しては、暗号化、サーチャブル、高圧縮に対応する。
また標準モードに加え、SDKにより開発したWebアプリでデバイスの機能を利用する「Web アプリケーションモード」を搭載。顧客独自の画面やスキャン操作など、社内ワークフローに合わせ最適なカスタマイズが可能であるとする。
主な仕様は、対応用紙は幅50~216mmで、パスポートやカードの読み取りにも対応する。最大解像度は600dpi。スキャン速度はモノクロ/カラー問わず毎分片面45枚/両面90面。インターフェイスはUSB 2.0×3、Gigabit Ethernet。
本体サイズは305××282×230mm(幅×奥行き×高さ、給排紙トレイ収納時)、重量は約4.5kg。