IDC、2007年国内PC出荷台数は1%減の1,414万台
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2000年~2007年国内PC市場出荷台数/前年成長率: 家庭/ビジネス別(出展:IDC Japan, 3/2008) |
また、ベンダー別で見ると、出荷台数上位10社のランキングに変動はなかった。そのうち、富士通、HP、アップルがプラス成長を達成するとともにシェアを伸ばした。また富士通は、2007年第4四半期に30.7%増となり、同四半期内ではシェア1位だった。そのほかのベンダーは出荷台数を減少させた。
こういった状況の中でIDCは、各ベンダーにシェアよりも収益を重視する傾向がでてきたと見ている。各社が得意なセグメントへ投資するなどビジネスの選択と集中が行なわれ、2008年には各セグメントにおけるベンダー毎の棲み分けがはっきりしてくると予測している。
2007年国内PC市場ベンダー別出荷台数(出展:IDC Japan, 3/2008) |
2007年国内PC市場出荷台数ベンダーシェア(出展:IDC Japan, 3/2008) |
□IDC Japanのホームページ
http://www.idcjapan.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.idcjapan.co.jp/Press/Current/20080304Apr.html
□関連記事
【2月15日】IDC Japan、2007年第4四半期の国内PC市場は好調
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0215/idc.htm
【2007年1月29日】2006年PC出荷台数は1,364万台で-3.6%のマイナス成長に
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0129/gartner.htm
【2006年2月2日】国内個人向けPC市場は5年ぶりのプラス成長
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0202/gartner.htm
【2005年12月20日】【大河原】各社の春モデル登場が早まった理由
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/1220/gyokai146.htm
(2008年3月5日)
[Reported by matuyama@impress.co.jp]