8月29日(現地時間)発表

　米国の電子工業会EIAの下部組織で半導体の標準化団体のJEDECは29日(現地時間)、Solid State Drive(SSD)の標準化作業を開始したと発表した。

　SSDはディスクの代わりにフラッシュメモリなどを使った記憶装置。現状ではHDDよりバイト単価が高いが、低消費電力性やランダムアクセス性能に優れ、一部モバイルノートPCの上位モデルで採用が進みつつある。

　なお、Intel、Microsoft、Dellは、フラッシュコントローラとOSドライバ間のレジスタレベルでのインターフェイスを標準化する「Non-Volatile Memory Host Controller Interface (NVMHCI) Working Group」を5月に立ち上げている。

□JEDECのホームページ(英文)
http://www.jedec.org/
□ニュースリリース(英文PDF)
http://www.jedec.org/Home/press/press_release/SSD.pdf
□関連記事
【5月31日】Intel/Microsoft/DellがNANDの標準化団体を発足
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0531/nvmhci.htm
【5月21日】【元麻布】SSDへの期待と課題
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0521/hot487.htm
【3月23日】【笠原】HDDとSSD、消費電力と性能の違いを調べる
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0323/ubiq181.htm

(2007年8月31日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]