5月30日(現地時間)発表

　米Intel、米Microsoftおよび米Dellは30日(現地時間)、NANDフラッシュメモリの標準インターフェイスを策定する「Non-Volatile Memory Host Controller Interface (NVMHCI) Working Group」を発足したと発表した。議長はIntelが努める。

　同団体は、不揮発性メモリサブシステム向けのソフトウェアプログラムインターフェイスの標準化を行なうことを目的としており、2006年5月にIntelらが設立した「Open NAND Flash Interface (ONFI) Working Group」による標準化作業を補完するもの。

　ONFIはフラッシュコントローラとNANDチップ間の標準インターフェイスを規格化したが、NVMHCIでは、フラッシュコントローラとOSドライバ間のレジスタレベルでのインターフェイスを標準化する。これにより、Windows ReadyBoostやReadyDriveなど、NANDフラッシュの応用技術がよりOSに統合されるとしている。

　NVMHCIは2007年後半の規格化完了に向け、業界から参画メンバーを募っている。

□Intelのホームページ(英文)
http://www.intel.com/
□ニュースリリース
http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/20070530corp.htm
□Microsoftのホームページ(英文)
http://www.microsoft.com/
□ニュースリリース
http://www.microsoft.com/presspass/press/2007/may07/05-30NVMHCIPR.mspx
□Dellのホームページ(英文)
(5月31日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.dell.com/
□関連記事
【2006年5月10日】NANDフラッシュの標準I/Fを策定する団体が発足
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0510/onfi.htm

(2007年5月31日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]