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Intel、2MB L2/SpeedStep搭載の「Pentium 4 6xx」
〜3.73GHzのExtreme Editionも

2月21日(現地時間)発表



 米Intelは21日(現地時間)、2MBのL2キャッシュを搭載した「Pentium 4 6xx」シリーズを発表した。

 1,000個ロット時のOEM向け単価は、3.60GHzの660が605ドル、3.40GHzの650が401ドル、3.20GHzの640が273ドル、3GHzの630が224ドル。なお、Pentium 4 570に相当する3.80GHz動作の製品は用意されていない。

 国内での1,000個ロット時単価は、660が62,920円、650が41,700円、640が28,390円、630が23,300円。

 プロセスルールは従来の「Prescott」と同じ90nmだが、L2キャッシュ容量が2MBへ倍増された。また、新機能として、省電力技術「拡張版Intel SpeedStepテクノロジ(EIST)」を搭載した。

 EISTはCPUの負荷に応じて動的に周波数と電圧を調節することで、省電力を図る技術。Pentium 4 6xxシリーズは、CPU負荷が低いときは常に2.8GHzの最低周波数で動作し、負荷が高まると3.2GHzへ(630除く)、最高負荷時は3.4GHz(650)、ないし3.6GHz(660)へと周波数が上昇する(640/630除く)。

 EISTの対応OSはWindows XP SP2以降で、有効/無効の設定はコントロールパネルの「電源オプション」から実行。「デスクトップ」設定ではEISTは無効化され、「ポータブル」設定にすることで有効となる。

Pentium 4 660を使ったEISTのデモの様子。何もしていない状態では2.8GHz動作だが、負荷をかけると3.2GHz→3.6GHzと周波数が向上。電圧も同時に調整される

 L2キャッシュを倍増したことで、同クロックの5xxシリーズと比較し、ベンチマーク「SPEC_fp base 2000」で6%、「SPEC_int base 2000」で7%高速化されたとしている。

 TDPは660が115Wで、そのほかは84W。ダイサイズは135平方mm、トランジスタ数は1億6,900万個。そのほかの主な仕様は従来のPrescottと同じで、FSBは800MHz、パッケージはLGA775、NX機能「Execute Disable Bit」、64bit技術「EM64T」に対応する。

 対応チップセットはIntel 925/915 Expressで、従来のマザーボードでもBIOSのアップデートにより使用できるが、省電力機能についてはマザーボードがDynamic VIDに対応している必要がある。

 また、Pentium 4 6xxシリーズと同コアで、FSBは1,066MHz/動作周波数3.73GHzのPentium 4 Extreme Editionも同時に発表された。こちらも2MB L2を搭載し、EM64Tに対応するが、EISTは搭載しない。価格は999ドルで、国内価格は103,900円。

 そのほかの仕様はPentium 4 660とほぼ共通。Extreme Editionとしては初めて90nmプロセスを採用し、周波数も向上したが、L2 512KB/L3 2MBだった前モデルからキャッシュの総容量は減少している(3.73GHzはL3非搭載)。対応チップセットはIntel 925 XE Express。

 同社のロードマップによれば、今後企業向けデスクトップでは2005年上半期中にPentium 4 5xxシリーズから6xxシリーズへの移行が終了し、下半期には全セグメントでPentium 4 6xxシリーズが採用される見込み。

 一方、コンシューマ向けデスクトップにおける2005年下半期の分布図では、ローエンドがCeleron D、メインストリームがPentium 4 5xxおよび次世代デュアルコアCPU、ハイエンドがExtreme EditionおよびデュアルコアCPUとされており、Pentium 4 6xxシリーズは上半期中のみの存在となっている。

□Intelのホームページ(英文)
http://www.intel.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/20050221comp.htm
□ニュースリリース(和文)
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2005/050222.htm
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(2005年2月22日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]

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