□やじうまWatch
(Internet Watch)
横浜の日本新聞博物館において、デジタル時代の報道写真を紹介する企画展示「デジタルフォトジャーナリズム展」が、5月28日より開催されている。すでに開催1カ月を過ぎようとしているが、PCユーザーやデジタルカメラユーザー、モバイラーにも興味深い内容なので、ここで紹介させていただきたい。
アナログ時代とデジタル時代の報道カメラマンを、装備や作業の流れで比較したり、デジタルカメラによる報道写真の特性を知ることができるのが本展示の見所。
とくに、アナログ時代とデジタル時代のカメラマンの装備の違いは圧巻。アナログ時代の現像キットや引き伸ばし機、電送機などを含む大掛かりな装備が、デジタル時代ではノートPCとPHSなどに取って代わられている。一方、過渡期にあるデジタル時代のカメラマンは、デジタルカメラのほかに銀塩カメラの装備も持たざるを得ず、全体としてやはり大掛かりな装備になっているのが興味深い。
報道写真機材がアナログからデジタルへ変遷する過程で登場した、ソニーのマビカを始めとするアナログ電子カメラなど、なかなか見ることができない機材も展示されている。
また、随所に「アナログ報道写真がデジタル報道写真の基盤になった」とのメッセージが込められているのも本展示の特徴。順路の最初に、デジタルカメラの普及により、今や新聞社から駆逐されてしまった「暗室」が再現されていたり、展示図録が印画紙ケースに入っていたりする。
ちなみにこの図録(デジフォジャBOXと名付けられている)、展示会以上の情報が詰め込まれていて、展示会を見ていない人でも図録だけで楽しめる。コレクション価値も高く、1,200円(税別)はお得だろう。展示会が終わっても販売されるので、ぜひ手に入れたい。日本新聞博物館のミュージアムショップのほか、有隣堂各店舗や青山ブックセンターでも入手できるそうだ。ミュージアムショップに電話で申し込めば、代引きで郵送もしてくれる(別途600~900円の代引き手数料が必要)。
7月13、14、20、21日には、同博物館学芸員と現役カメラマンによるギャラリートークも予定されている。
日本新聞博物館には、企画展示のほかに常設展示がある。過去あるいは最新の撮影・組版・印刷装置や、歴史的事件を伝える紙面が展示されており、こちらも興味深い。新聞ライブラリーでは過去の新聞を閲覧することもできる。
日本新聞博物館がある横浜情報文化センターには放送ライブラリーも入っており、過去のテレビ番組を閲覧できるほか、放送の現場を体験できる展示が用意されている。家族が放送ライブラリーでアニメやドラマなどを見ている間に、じっくりデジタルフォトジャーナリズム展を鑑賞する、などということもできる。横浜情報文化センター近くには、中華街などの観光ポイントもあるから、梅雨の休日の家族サービスやデートがてら、デジタル写真の来し方行く末に触れるのも楽しいだろう。
なお、横浜での展示会は7月28日まで。10月16日~20日の新聞週間には、名古屋・ナディアパークのアトリウムで展示が行なわれる予定。横浜で展示されたものすべてでなく、エッセンスの展示になるそうだ。
□日本新聞博物館のホームページ
ソルトレークシティ五輪の報道はニコンD1Hが使われた
右のメモリカードに保存できる写真の枚数を、銀塩フィルムで再現
再現された銀塩写真用暗室
印画紙の箱に入った図録。小冊子3冊と、銀塩装備とデジタル装備を比較した小ポスターが入っている
http://www.pressnet.or.jp/newspark/
GWの恒例イベントとなった「iWeek」が、4月28~29日の2日間、大阪ビジネスパークのMIDシアターをメイン会場に開催された。関西地域のMacユーザーグループの手作りイベントとしてスタートしたこの催しも3年目。今年は述べ16,596人の来場者が訪れた。
メインステージで開催されたオープニングセッションでは、これも例年どおりアップルコンピュータ代表取締役の原田永幸氏が講演。今年は自身の趣味でもあるバンド活動をメインテーマとして、文字どおりの「オープニング・セッション」を披露した。自身が参加するバンドの1つ「JAZZ IT」の演奏を講演冒頭で行ない、約1時間半の講演中に、スタッフがFinal Cut Pro 3などの同社製品を用いて終演までにDVD化するという試み。結果として、演奏時間が長かったこととエフェクトなどに凝ったあまりレンダリングに時間をとられ、実際の完成までは3時間ほどかかることになり、その後のトークイベントで完成品が披露されるというオチがついた。とはいえ、講演の終盤では作業時間のつなぎとして「では、もう1曲」という具合に原田社長自身はノリノリ。イベントスタッフの間では、前日も4時間ほど練習していたという噂もあり、玄人はだしの演奏を見せつけた。
講演では他にMac OS X向けのアプリケーションの紹介や、iMacとVAIOを使って、音楽や写真、映像、そしてDVD制作など付属するアプリケーションの比較を行なった。当然のように導かれる「Macのほうがいいよね」という結論に、来場者からは喝采と笑いが漏れていたが、聴衆はほとんどがMacユーザーというイベントでこうした比較デモをすることにどれだけの意味があるか、記者としては疑問を感じざるをえない。なお、講演は4月29日夜にリリースされた新製品の発表前にあたるため、製品関連は特に触れられることはなかった。
シアターのロビーエリアを中心にしつらえられた展示スペースでは、関西地域を拠点とする企業や、ユーザーグループがブースを連ねた。初見となる製品としては、先日開催されたMacworld Conference & Expo/Tokyoで数々のユニークな参考出展を行なった三洋セミコンデバイスが、再び「いしだくん」なる製品を参考展示していた。
4月22日
翌25日(現地時間)には同地において同社株主総会が行なわれる予定。この席上、サンダース会長はルイス社長にCEO職を引き継ぐと思われる。
ちなみにこの取引開始ベルは、サラ・ヒューズ(ソルトレイクシティ冬季五輪フィギュアスケート女子金メダリスト)や、ASIMOら、各国有名人(と有名ロボット)が参加した名物イベント。同時多発テロ後に取引が再開された際には、地元の警察官がベルを鳴らした。
ジェリー・サンダース会長兼CEO
(2000年4月に来日した際の写真)
米AMDは19日(現地時間)、同社のジェリー・サンダース会長兼CEO(最高経営責任者)とヘクター・ルイス社長兼COO(最高執行責任者)、ロバート・リヴェット副社長兼CFO(最高財務責任者)が、4月24日(現地時間)にニューヨーク証券取引所の取引開始ベルを鳴らすと発表した。
□ニュースリリース(英文)
http://www.amd.com/us-en/Corporate/VirtualPressRoom/0,,51_104_543~19709,00.html
□ニューヨーク証券取引所(NYSE)のホームページ
http://www.nyse.com/
4月19日
4月と言えば新入社員。同じスーツを着ていてもなんとなく新入社員だというのがわかってしまう、そこはかとない初々しさがたまらないのですが、新人といえば新歓コンパということでこの時期、飲み屋も駅のホームも大変なことになっている。MSNでもこの季節に合わせて“MSN新入社員歓迎応援企画”と題した特別企画を実施。その企画とは、バラエティ番組などでも独特のキャラクタ性を発揮して人気の佐藤江梨子さんが、なんと生ビール片手に新歓コンパに駆けつけてくれるという男にとっては夢のような企画。
で、ふたを開けてみると応募が殺到。20歳台の男性からが圧倒的でその数5,000通にも達したとか。今回、その中から選ばれたラッキーガイは都内在住会社員の小林健さん。なんでも今回入社した社員の一人が佐藤江梨子さんの大ファンだとかで、彼のために応募したとか。「たくさんの新入社員が入社したのは今年が初めてで、花のある新歓コンパにしたかった」ということでまさに夢が実現。新歓コンパは大いに盛り上がった。
新人さん達は、佐藤江梨子さんが来る前からビールをグイグイいくもんだから、到着する頃にはもう真っ赤。佐藤江梨子さんが登場すると一気にヒートアップして、乾杯ラッシュで大変なことになった。最後には佐藤江梨子さんから新人さんに向けて「世間の波は辛いと思いますが、がんばって」とエールを送った。
ちなみに佐藤江梨子さんは「新歓コンパって初めてなんですよ」ということで、こちらはこちらで楽しかったご様子。「会社に通ったことがないので、OLとかドラマみたい」と少々ズレたコメントがまた笑いを誘っていた。
さとえりが新歓コンパに登場。すでに出来上がっている新人さん達と盛り上がる | 「かんぱ~い!」このあとファインラガーをグビッといっぱい飲んで「おいしぃ!!」 |
新人さん達にビールを手渡し……う、うらやましい | 幹事の小林健さんと握手。今回はさとえりファンの後輩のために応募したとか。いい先輩だ |
□MSNのホームページ
http://www.msn.co.jp/
4月12日
3月28日
家電業界の雄 松下電器がすばらしい製品を発表しました。製品名は「舞ホタル」。と、何のこと? って感じですが、ホタルの光を再現してくれる「ガーデニングイルミネーションライト」だそうで、ベランダや家の庭で人工的にホタルの光を再現し「癒しの雰囲気を漂わせる」そうです。
開発の背景を要約すると、「近年各地で自然が少なくなるにつれ、実物のホタルを見たこともない人も増えてきている。現在、ホタルの生息の有無は自然環境のバロメータとなっている。製品によるホタルの光の美しさや雰囲気を、より身近で感じることで、多くの人にホタルが生息する環境について考えてもらいたかった」というものだそうで、なかなか志が高そうです。
光源は32個のLEDで、電源は単1電池×4。本体サイズは当然防滴構造となっております。本体構造は115×50×120mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.1kgで、ホタル(LED部ですな)が11×28mm(直径×奥行き)、コード長は約13m(40cm間隔でLED×32個)。光センサーを利用して、暗くなると自動点灯し、3/6時間のオフタイマー設定も可能だそうです。連続駆動時間は約540時間。
環境への配慮というのなら電源をバッテリにしたほうが…… とか細かいツッコミはさておき、こいつの売りは6種類のホタルの発光パターンを選択再現ということ。発光パターンはゲンジボタル(西日本型/東日本型)、ヘイケボタル(本州型/北海道型)、ヒメボタル(大型/小型)の6パターンで、リリースには発光パターンのグラフも掲載されています。勉強になりますな。これで5,500円はちょっと欲しいかもと思いつつ、我が家には庭もベランダもないわけですが。
□ニュースリリース
本体部
使用例
http://www.matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn020326-1/jn020326-1.html
3月26日
タバコ飲みのPCユーザーは周囲への思いやりからも必備ともいえる製品であり、そのパワーは公開されている動画でも確認できる。
残念なのは「キリー・ポッター」同様、電源容量の問題でUSBのバスパワードでは動作しないこと。消費電力などの問題でしょうがないのだろうが、そろそろUSB駆動のお手軽ネタの復活も期待したいところだ。
□イーレッツのホームページ
「充電一直線」でデビューし、USB扇風機「涼風一直線」 、加湿器「キリー・ポッター」などで「周辺機器業界のお笑い芸人」として知られるイー・レッツ株式会社の新作は空気清浄機だった。その名も「エアフォース・ファン」。きっと、清浄機→星条旗→合衆国→大統領→大統領専用機(AIR FORCE ONE)という思考の流れであろうと推察される。
http://www.e-lets.co.jp/
□製品情報(動画あり)
http://www.e-lets.co.jp/news/r_airforce_fan.htm
3月15日
コンピュータの中に“仮想地球”を作り、気象や地殻、マントルなどの変動を全地球規模でシミュレート/解明するためのスーパーコンピュータ「地球シミュレータ」がこの2月末に完成、3月11日より運用開始された。
これにともない、「地球シミュレータ」を開発した宇宙開発事業団、日本原子力研究所、海洋科学技術センターの3法人は15日、マスコミ及び関係者向けに同施設の見学会と完成披露式を開催した。
地球を丸ごとシミュレートするという気宇壮大な目的のために性能も超ド級で、理論最大性能は40TFLOPS(テラ フロップス)。これは40兆回/secの浮動小数点演算が可能なことを意味する。これまでの世界最速スパコンである米ローレンス・リバモア研究所の「ASCI White」。同機の理論最大性能12.3TFLOPSを抜いて、地球シミュレータが世界最速となった。
地球シミュレータの計算プロセッサの特徴は「ベクトルプロセッサ」を採用していること。Pentium 4などの汎用プロセッサで採用されている「スカラプロセッサ」に比べ、科学技術計算には向いているという(ちなみに「ASCI White」はスカラプロセッサ)。ただし、ベクトルプロセッサ単体では命令の発行などができないため、プロセッサにはスカラユニットも集積されている。
構造が異なるので、Pentium 4などとは単純に比較できないのだが、プロセッサ1個あたりのスペックを無理やり併記してみた。なお、地球シミュレータのデータキャッシュ以下の項目は、スカラユニットのスペック。
というように、プロセッサひとつだけを見ているとあまりスゴそうに見えないので、地球シミュレータ全体を見てみよう。
地球シミュレータは、「ノード」と呼ばれる計算ユニットを640個結合したもの。1ノードあたりに計算プロセッサが8個、主記憶が16GB搭載されているから、地球シミュレータ全体では総プロセッサ数:5,120個、主記憶容量:10TB(テラバイト)。先に述べたように、単純にPCと性能を比較することはできないのだが、しいて言えば「PC10~20万台分の性能」になるのだそうだ。
また、地球シミュレータを収めた建物の大きさは50×65mで、テニスコート4面分。建物内は床下のダクトから天井方向に常時空気を流し、室温を27度に保って機器を冷却するが、この気流の音を室内で聞くとすさまじいものがある。身体を縮小してファンだらけのPCの筐体に入ると、こんな気分になるのだろうか。
付け加えておくと、本体の開発費が400億円、建物の建造に70億円、メンテナンスなどを含めたランニングコストは70~80億円/年、うち電気代は8億円/年だそうだ。
地球シミュレータ。青い箱が計算ノードを収めた筐体
地球シミュレータのプロセッサ
Pentium 4 2.2GHz
プロセス
0.15μm
0.13μm
サイズ
20.79×20.79mm
35×35mm
ピン数
5,185
478
トランジスタ数
5,700万
5,500万
動作周波数
500MHz
2.2GHz
消費電力
135W
55.1W
データキャッシュ
64KB
L1:8KB/L2:512KB
命令キャッシュ
64KB
12KB
汎用レジスタ
128個
128個
□地球シミュレータのホームページ
http://www.es.jamstec.go.jp/
会場には、今週発表されたばかりのモバイルPentium 4-M搭載ノートが多数展示され、実際にさわることができるほか、Pentium 4搭載デスクトップPCや、Pentium 4対応ソフトウェアなども展示される。ワイヤレスLANを使ったデモや、FTTHサービス向けのコンテンツ配信実験の一例として映画「ロード・オブ・ザ・リング」ダイジェスト版の放映なども行なわれる予定。
また、キャンペーン期間中にラオックス ザ・コンピューター館、ザ・デジタル館、本店、CTO店でモバイルPentium 4-M搭載PCを購入すると抽選で記念品が貰えるほか、キャンペーン会場来場者には、インテルオリジナルボールペンがプレゼントされる。
モバイルPentium 4-M搭載ノートPCの購入を考えている人は、是非チェックしておきたいイベントだ。
◆“春一番!「インテルはいってる」キャンペーン”
インテル株式会社は、3月9日~10日までの間、秋葉原「ラオックス ザ・コンピュータ館」において“春一番!「インテルはいってる」キャンペーン”を開催する。
・ 開催日:3月9日(土)、3月10日(日)
・ 開催時間:午前11時~午後6時
・ 場所:秋葉原ラオックス ザ・コンピュータ館6F
□インテルはいってるキャンペーン
http://www.laox.ne.jp/campaign/intel/index.html
人を外観で判断してはいけない、とは良く言われるところだ。が、実際には外観が人に与える印象の強いことは否定できない事実であり、化粧品や美容業界は不況知らずとも言われている。そう、外観とそれが与える印象も重要な要素の1つなのである。特に、組織の中で人の上に立とうというエグゼクティブにとっては。 現在、IntelのCommunications GroupのトップをつとめるSean Maloney副社長は、以前はセールスおよびマーケティング担当の副社長ということで、IDFなどのイベントに参加することはあまりなかった。どちらかというPC Watchにとって、あまりなじみのないエグゼクティブという印象が強い(その前は、Andy Grove会長のアシスタントとして、PentiumプロセッサのFDIVバグ問題時に、大きな貢献をしたと言われている)。それでも、証券会社のアナリスト向けのミーティングなどでは常連のエグゼクティブであったためWebキャストなどで顔を見る機会は決して少なくなかった。 Maloney副社長がCommunications Groupのトップに異動し、昨年はじめてIDFの基調講演に登場した時に驚いたのは、氏がスキンヘッドになって登壇してきたことだ。これは結構大きなインパクトで、それまでどちらかというと「如才ない」印象が強かったのに、アグレッシブなイメージが前面に出てきたような気がする(あくまで筆者個人が受ける印象であり、実際の人となりを語れるほど筆者はMaloney氏を知らない)。 今回のIDFで印象が変わったのは、IntelのCTOであるPat Gelsinger副社長だ。Gelsinger副社長といえば、以前はメガネがトレードマーク。実際には、いつもメガネというわけではなく、コンタクトレンズを着用していた時もあったのだが、どうしてもメガネの印象が強かった。それが、今回のIDFでは全くメガネを着用せず、全面的にコンタクトレンズに切り替えたように見受けられた。それほど、メガネを着用していない「顔」がサマになり始めていたのである。
メガネを着用していた時のGelsinger副社長は、なんと言うか、気の弱い秀才というイメージが強かった(繰り返すが、あくまでも個人の印象である)。たとえていえば、サンダーバードのブレインズ、という感じ。密かに、「Intelの井崎修五郎」などと陰口を叩いたりしたものだった(もちろん親愛の情の意味も含めてである)。しかし、メガネを外した氏からは、「気が弱い」という印象は大きく後退したように思う。むしろ意思の強さや、明るさを感じたりもする。 Maloney副社長にしても、Gelsinger副社長にしても、次々世代? あたりのIntelトップの座を狙おうかという逸材である。そこまで登りつめるには、単に仕事上の業績や会社に対する貢献以外に、人に与える印象、あるいはイメージ戦略も重要なのだろうなぁ、と思ったしだいだ。
Maloney副社長
Gelsinger副社長
メガネ着用時
コンタクト使用時
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/link/idf02s.htm
2機種とも、無線LAN内蔵モデルとH"IN内蔵モデルは、マイレッツ倶楽部独自の仕様で、ここでしか購入できない。“れっつら~”なキミはすぐ予約だ。
□マイレッツ倶楽部
3月15日に発売予定の2台の新型レッツノート(B5サイズXGA液晶搭載で960gのLet'snote R1と、トラックボール搭載のB5ファイルサイズ「Let'snote TB」)の先行予約販売が、マイレッツ倶楽部で開始された。
http://www.mylets.jp/
さて、2月14日は世間的にはバレンタインデー。バレンタインといえばチョコレート。ハードなPCユーザーが求めるものはやはり「特製Windows XPチョコ」ではないかと。
ともかく、先日お伝えしたMSNの「眞鍋かをりのWindows XP特製チョコレートプレゼントキャンペーン」の当選者発表&チョコレート贈呈が行なわれたので、早速取材に行ってまいりました。この企画は、眞鍋かをりさんが、バレンタインデーに当選者の自宅や会社を訪問し、特製チョコレートを手渡しするというもの。2月6~12日までの間に、MSNショッピングサイトで募集していた。
MSNによれば、この6日間のキャンペーン中に20代の男性を中心に5,000通の応募があったそうで、みごと当選したのは、都内にお勤めの会社員 北川直輝さん(29歳)。ちなみに北川さんは既婚者だそうです。
その贈呈模様なのですが、普通の会議室でサインをし、オフィスで手渡すというもののため、TVを含め集まった30人ほどの報道陣は会議室にスシずめ状態に。
そんな混雑の中、Windows XPポロシャツを着た眞鍋さんが登場。Windows XPチョコにサインをいれ、北川さんに手渡しておりました。フォトセッションでは、Windows XPチョコが溶け出す一幕もありましたが、そのほかはたいした混乱も無く終了。ちなみに、眞鍋さんのパソコンは「もうぼろぼろ」とのことなので、多分Windows XPは使っていないかと思われます。
Windows XPチョコレート搬入 | 眞鍋さん登場 | サイン中 |
ちなみに眞鍋さんは「本命チョコを渡したことはないです」とのことでした |
□MSNのホームページ
http://www.msn.co.jp/home.htm
マイクロソフトのコマースサイト「MSNショッピング」が「Windows XPバレンタインキャンペーンを開催する。
キャンペーンの当選者には、抽選で1名にWindows XPチョコレートが当たるのだが、なんと、アイドルの眞鍋かをりさんが、勤務先か自宅へ直接チョコを届けてくる。
キャンペーンの期間は2月7日0時から2月12日23時59分まで。応募条件は、MSN Hotmailのアカウントを持っている男性。期間中にMSNショッピングでクイズに答えるだけで申し込みできる。
□MSNショッピング
(キャンペーンは7日0時開始)
http://shopping.msn.co.jp/
シャープ株式会社は、インターネットを使って料理のレシピをダウンロードできるオーブンレンジ「RE-LCK」を3月8日より発売する。価格は130,000円。
インターネットに接続されたパソコンから、別売のSDメモリーカードへレシピデータをダウンロードし、オーブンレンジ本体のSDメモリースロットへカードを差し込んでレシピを閲覧するしくみ。レシピごとに調理方法や必要な材料が表示され、自動的に最適な加熱を行なう。レシピデータのサイズはメニュー40個で約1MB。本体にはあらかじめ160種類のレシピも搭載されている。SDメモリーカードを採用した理由としては、互換性の高さと、将来、携帯電話などからもレシピをダウンロードできるようにするためという。
インターネットからレシピをダウンロードするという機能は従来からあったが、RS-232Cケーブルと専用の「情報ボックス」というデバイスを経由してデータを利用する必要があったので、そう考えると画期的。正直なところEtherntコネクタくらいは搭載してもいいのでは? とも思うが、今後に期待しよう。
本体右側には5インチサイズのタッチパネル式STNフルカラー液晶を搭載。料理の完成写真や材料、調理手順などが表示され、画面に表示されるボタン状のアイコンに触れて操作する。また、静止画だけでなく約3fpsの簡易動画機能ももち、調理手順を動画で解説してくれるものもある。
肝心のオーブンレンジとしての機能は、常時1,000Wの高出力レンジ、フランスパンやクリスピーピザも焼くことができる最高300度のオーブンなど、本格的なもの。
ちなみにレシピデータは同社のホームページ「シャープスペースタウン( http://www.spacetown.ne.jp/ )で配布される。当初は500種類以上のレシピが用意され、ダウンロード料金は無料。有料のサービスも検討中で、たとえば、有名料理店のレシピをデータ化して配信する、などということも考えられるという。
ROMではなく通常のSDメモリーカードを使用するため、ユーザーが自由にレシピをダウンロードできるうえ、レシピの利用料金が無料という点は、4,000円でレシピデータROMを販売している競合他社製品に比べて良心を感じる。
ところで、下の写真の「モカエクレア」に実物の写真が入ってないが、本来は「シュークリーム」の写真のように、調理見本が表示される。4台中、3台のデモ機で突然このように料理の写真が表示されない症状になり、広報のお姉さんがしばし困惑。製品では直りますよね……?
本体右側には5インチのカラー液晶を備える
SDメモリースロット
初期メニュー。お気に入りなども設定できる
ここではお菓子やパンのメニューを表示しているが、「こだわりグルメ」「毎日のお総菜」といった項目もある
料理の仕上がり写真や難易度も表示される
富士写真フイルムは、自社のデジタルカメラ専用情報サイト「Finepix.com」において、新型CCDのティザー広告を開始した。
同社では、毎年この時期に新型FinePixのティザー広告を公開しており、昨年はFinePix6800Zが発表されている。
新型CCDは、「スーパーCCDハニカムIII」という名称で、ハニカムCCDの3世代目にあたる。特徴としては、高感度、高品質動画などが訴求されており、3名の先行モニターも募集されている。
13日(日)に日本科学未来館において入社式が執り行われた。この日、入社するのはたった一人にもかかわらず、数十人ものマスコミや親子連れが詰め掛けるほどの盛況となったのは、その新入社員がホンダの人型ロボット「ASIMO」だからだ。
式が始まり、司会に呼ばれたASIMOは毛利衛館長の前まで歩み出ると、インタープリター(展示解説員)として採用する旨が記された辞令を、直接、毛利館長の手から受け取った。続いて科学未来館スタッフのユニフォーム代わりに、地球を模した科学未来館のロゴ入りバッテリーカバーが授与された。真新しいユニフォームをまとったASIMOは、先輩となる人間のインタープリター達と一緒に観客に向かって深々とお辞儀をした。また退場する際、子供たちに声をかけられたASIMOが立ち止まって手を振っていると、先輩インタープリターに「早く来い!」と早速叱られる場面も見られた。
式終了後の記者会見では、毛利館長とASIMOが再び並んで登場した。毛利館長は、「ASIMOが人と一緒に働く意味は?」との質問に対して「子供の頃からアトムが好きで、一緒に働くことが夢だった。ASIMOはアトム程とは行かないが近いものがある。子供達に夢は実現するものだと知って欲しい」と答えた。また「故障などのトラブルに対する不安もあるが、体調を壊すのは人も同じ。そのとき世話をしてあげるのも楽しみだ」とも述べ、ロボットと働けることを心底楽しみにしている様子がうかがえた。
ASIMOと並んで記者会見に答える毛利衛館長
毛利館長からASIMOに辞令が渡された
ユニフォーム代わりに、ロゴ入りのバッテリーカバーが授与された
先輩インタープリターと並んでご挨拶
早速、先輩に呼ばれ急いで駆け寄るASIMO
ASIMOの辞令書。特別手当として「電気」が支給される
USBを電源とした扇風機「涼風一直線」やUSBクリスマスツリー「線上のメリークリスマス」などで名を馳せたイー・レッツの最新作は、超音波浄水加湿器「キリー・ポッター」だ。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は12,800円前後。
「キリー・ポッター」は、ドライアイやのどの痛み、乾燥肌などを抑えるための小型の加湿器(ようは霧吹き)だ。メカニズムは、超音波式のため熱は出ない。また、イオン交換樹脂フィルターで濾過するため、清潔な霧が生成されるという。
さすがにUSBの5Vでは足りないようで、PCの内部電源から12V電源を取るようになっている。実際には付属の、ACアダプタやシガーライター用アダプタを使用する方が多いと思うが、そこまでPC周辺機器であろうと努力するところがスバラシイ。大きなケースの自作ユーザーにはオススメだ。でも、「ハリー・ポッターと賢者の石」の続編が上映される頃にはUSBで動くようにしてほしい。
8日(現地時間)に行なわれるMac Worldの基調講演で公開されるとみられている新型iMacの画像と詳細が「Time」のカナダ版サイトhttp://www.timecanada.com/で公開されている。
この画像を見る限り本体は半球型で、本体から伸びた細いアームで液晶ディスプレイが支えられている。アームは自由に動き液晶ディスプレイは上下左右に移動できるようだ。
Timeの米国版サイトでは、この記事は掲載されていないため、カナダ版のサイトが掲載時間を誤って掲載してしまった可能性が高い。いつまで見られるかはわからないが、興味のある方は急いで見に行こう。
【追記】16時50分現在、やっぱり見えなくなってます。
~アタックや突然のHDDクラッシュもこれで大丈夫?
例年同様に、初詣客でにぎわう神田明神。秋葉原に隣接している神社だけにIT業界に携わる人々も多く集まる初詣スポットとなっている(多分)。
そんな神田明神に2002年新しいお守りが登場した。「IT情報安全祈願」と書かれたこのお守り、メモリモジュール似のシールと、よくわからないチップらしきものが描かれたカードのセットで700円で販売されている、前代未聞のITお守り? だ。
世の中には「キティちゃんお守り」など、何から何を守ってくれるのかよくわからないお守りがいろいろあるが、看板に「2002年あなたの情報を守る」と書いてあることからも、こいつの御利益は明快。われわれのパソコンやサーバー上の情報を守ってくれるのだろう。クラッカーのアタックや突然のHDDクラッシュなんて状況もこれを持っている限り、回避できるのかも。
まだ初詣に行っていない人は、いますぐ神田明神にダッシュだ!
大きい方がカード。横長のメモリモジュール調のものがシール | 看板 |
[Reported by PC Watch編集部]