Time SpyのCPU TestではGPUのワークロードを最小限にしてCPUのみでSSE3を利用し物理演算を行なう内容。10コア以上のメニーコアCPUを想定していない設計とされており、そのとおりにここではCore i9-9900KがCore i9-7900Xを上回ってトップとなっている。8コア8スレッドのCore i7-9700Kと6コア12スレッドのCore i7-8700Kの差は総合スコアでは前者がわずか0.5%上回っているに過ぎず判断が付かないが、CPU Testで見ると9700Kのほうが3.3%上回っている。ここでもわずかではあるが、9700Kが優位ではある。<BR>Time Spy ExtremeのCPU Testは、10コア以上のメニーコアCPUにも配慮したヘビーワークロードの物理演算を行なう。SSE3に加えてAVX2も使われる。ここではCore i9-7900Xがもっともよいスコアをマークしている一方、Ryzen 7 2700Xや旧世代CPUはスコアがよくない。物理演算の半分にAVX2を利用したヘビーワークロードにおいて、8コア8スレッドのCore i7-9700Kと6コア12スレッドのCore i7-8700Kの力関係はどうなるか。結果はやはり物理コア数に優るCore i7-9700Kが上で、スコアの差も15%以上に開いている

Time SpyのCPU TestではGPUのワークロードを最小限にしてCPUのみでSSE3を利用し物理演算を行なう内容。10コア以上のメニーコアCPUを想定していない設計とされており、そのとおりにここではCore i9-9900KがCore i9-7900Xを上回ってトップとなっている。8コア8スレッドのCore i7-9700Kと6コア12スレッドのCore i7-8700Kの差は総合スコアでは前者がわずか0.5%上回っているに過ぎず判断が付かないが、CPU Testで見ると9700Kのほうが3.3%上回っている。ここでもわずかではあるが、9700Kが優位ではある。
Time Spy ExtremeのCPU Testは、10コア以上のメニーコアCPUにも配慮したヘビーワークロードの物理演算を行なう。SSE3に加えてAVX2も使われる。ここではCore i9-7900Xがもっともよいスコアをマークしている一方、Ryzen 7 2700Xや旧世代CPUはスコアがよくない。物理演算の半分にAVX2を利用したヘビーワークロードにおいて、8コア8スレッドのCore i7-9700Kと6コア12スレッドのCore i7-8700Kの力関係はどうなるか。結果はやはり物理コア数に優るCore i7-9700Kが上で、スコアの差も15%以上に開いている