シングルコアとデュアルコアにおけるロイヤリティの違い。左はシングルコアの場合。5ドルのシングルコアプロセッサと2.5ドルのシングルコアプロセッサに対して、それぞれ2%のロイヤリティ、つまり10セントと5セントのロイヤリティを支払う。合計で15セントとなる。この2つのプロセッサをまとめて1個のデュアルコアプロセッサに統合し、価格を6ドルにした場合、チップに対するロイヤリティは4%ではなく、3%に下がる。2個目のコアに対するロイヤリティが半分の1%に下がるからだ。従ってロイヤリティの金額は24セントではなく、18セントに低下するため、チップメーカーにとってもお得だ、というのがARMの言い分である ※ARMの四半期業績説明用プレゼンテーション資料から引用した