マザーボードのジャンパピンを設定する
注:以下のジャンパピンの説明は今回使用した「TX97-X/woa」のREV:3.00のものです。
 同じマザーボードでもリビジョンによりジャンパの設定が以下の説明と異なる場合があります。
 マザーボード付属のマニュアル、下記の参考URLを良く確認した上で設定してください。

【参考URL】
ASUSTeK Computerのホームページ
「TX97-X」のジャンパ設定のページ
マニュアルのダウンロードページ(PDF形式)



 今回設定するジャンパピンは、マザーボード上に3カ所あります。左から順に、赤で囲んだCPUの電圧設定、緑色で囲んだCPU内部クロック周波数倍率設定、黄色で囲んだ外部クロック周波数設定です。


 ジャンパピンの設定は、左の写真の様に、青いジャンパブロックをジャンパピンに差して行ないます。このジャンパブロックの差し方の組み合わせでいろいろな設定ができます。
 今回は「AMD K6 200MHz」に合わせて、CPU電圧を2.9V、CPU内部クロックの倍率を3倍、外部クロックを66MHzにそれぞれ設定します。


 まず、CPUの電圧を2.9Vに設定します。
 CPUの電圧設定はマザーボードのリビジョンにより異なります。REV3.0以上では上の図を、REV2.0以上では下の図を参考にしてください。

 REV:3.0以上では、上の図のように、[VID0]の1と2、[VID1]の2と3、[VID2]の2と3にジャンパブロックを差してショートさせます。[VID3]は何も差さずにオープンにします。これで2.9Vに設定されます。

 REV:2.0~3.0以下では、下の図のように、[VID0]の2と3、[VID1]の2と3、[VID2]の1と2にジャンパブロックを差してショートさせます。[VID3]は何も差さずにオープンにします。これで2.9Vに設定されます。


 次に、CPU内部クロック周波数の倍率を3倍に設定します。
 左の図のように、[BF0]の1と2、[BF1]の2と3にジャンパブロックを差してショートさせます。[BF2]は何も差さずにオープンにします。これで3倍速に設定されます。


 最後に、外部クロック周波数を66MHzに設定します。
 左の図のように、[FS0]の1と2、[FS1]の2と3、[FS2]の2と3にジャンパブロックを差してショートさせます。これで66MHzに設定されます。

 これでマザーボードのジャンパの設定は完了です。

 


Part 2-3