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~FSB 133MHz正式対応マザーボードが登場!~
期待のApollo Pro133搭載マザーの実力とは?



 PC自作派にとって動向が気になるパーツの双璧として挙げられるのが、CPUとマザーボードであろう。どちらも、マシンの基本的な性能を大きく左右する重要なパーツだ。今回は、自作派注目の最新チップセットを採用したマザーボードを入手したので、その実力のほどを探ってみることにしたい。

 今回レビューするのは、VIA Technologiesの最新チップセットApollo Pro133をいち早く採用した、AOpen製マザーボード「AX63 Pro」である。まずは、Apollo Pro133の特徴から説明していこう。

【8月6日】BIOSアップデートにより追加情報あり。


●Intelに先駆けてFSBクロック133MHzを実現したApollo Pro133

 Apollo Pro133は、Slot 1/Socket 370に対応したチップセットで、Apollo Proの後継製品である。Apollo Pro133がVIAから発表されたのは7月19日だが、VIAの正式発表よりも先に、Apollo Pro133を搭載したAX63 Proが既に販売されていたのは、いかにもアキバらしい。Apollo Pro133は、Intelとのライセンス問題によって、名称や仕様が何度も変わってきた。そのあたりの経緯については、COMPUTEX/TAIPEIレポートPlatform 99レポートが詳しい。しかし、当初アナウンスされていたとおりApollo Pro133という名称で、FSBクロック133MHzとメモリクロック133MHz、およびAGP2Xモードを正式にサポートすることになったようだ。Apollo Pro133の仕様については、VIAのホームページを参照のこと。

Apollo Pro133のノースブリッジ「VT82C693」。なお、本来、Apollo Pro133の型番はVT82C693Aが正しいようだが、VT82C693と印刷されているロットもあるようだ Apollo Pro133のサウスブリッジ「VT82C596B」。VT82C596Bは、Mobile Southと呼ばれているが、Super Southと呼ばれるVT82C686Aと組み合わせることも可能

BIOSセットアップ画面で、メモリクロックをFSBクロックと非同期に設定可能
 Apollo Pro133の最大の特徴は、Intelに先駆けてFSBクロック133MHzおよびメモリクロック133MHzを公式にサポートしたことだ。ただし、現時点ではFSBクロック133MHzで動作するよう設計されているCPUは存在しないため、FSBクロック133MHzでの動作が保証されているわけではない。しかし、マニアにとって魅力的な仕様であることには違いがない。また、FSBクロックとメモリクロックを非同期に設定できることもポイントだ。AX63 Proの場合、メモリクロックは、FSBクロック+33MHz、FSBクロック、FSBクロック-33MHzの3段階から設定できる(ただし、動作保証範囲は66MHz~133MHzまで)。つまり、現時点でも入手が可能なPC133対応メモリを使って、FSBクロックは100MHzのままメモリクロックを133MHzにすることでパフォーマンスの向上を狙ったり、逆にFSBクロック133MHzで動作するCPUが登場しても、メモリクロックを100MHzに落としてPC-100対応メモリをそのまま流用するなどといった、柔軟なパーツ構成が行なえることも利点だ。

 そのほか、ATA/66をサポートしていることもメリットだ(ATA/66対応ケーブルも付属)。互換チップセットベンダーの製品ながら、本家Intelのチップセットを仕様的に上回っているといえる(もちろん、Intelの次世代チップセットIntel820が登場すれば、Apollo Pro133のアドバンテージはなくなる)。


●FSBクロックの設定はジャンパー+BIOSで行なう

 最近のマザーボードは、FSBクロックやコア電圧などをジャンパーではなく、BIOSセットアップ画面から設定できるものが一般的になっている。また、さまざまなFSBクロックを設定できるマザーボードほど、売れ行きもいいようだ。AX63 Proで設定できるFSBクロックは、66.8/66.8/75/78/81/83.3/90/95/100/105/110/112/113.5/115/117/118.5/120/122/124/126/133.3/135/137/138.5/140/142/150/155MHzと幅広い(ただし、クロック信号を微妙に揺らすことでノイズを減らすSpread Spectrum機能を有効にしないと選べないクロックもある)。PCIバスのクロックは、FSBクロックが83.3MHzまではFSBクロックの2分の1、124MHzまでは3分の1、それ以上では4分の1になる。BIOSセットアップ画面で、コア電圧を標準(Vcore)、Vcore+0.1V、Vcore+0.2Vに設定することもできる。

JP23とJP29によって、FSBクロックの設定範囲を変更できる
 AX63 Proの場合、FSBクロックの設定の仕方は少々変わっている。基本的にはBIOSセットアップ画面でFSBクロックを設定できるのだが、デフォルトの設定では、CPUの種別と正しいFSBクロックを自動的に判別してしまうため、上で挙げた全てのFSBクロックを選ぶことはできない(例えば、Celeronの場合、正しいFSBクロックは66MHzなので、BIOSセットアップ画面では66.8~83MHzまでの設定しか選べない)。しかし、マザーボード上のジャンパー(JP23とJP29)の設定によって、BIOSセットアップ画面で選べるFSBクロックの範囲を強制的に変更することができる。デフォルトではオートの設定になっているが、66~83MHzまで、90~124MHzまで、124~155MHzまでの範囲を選択可能だ。ただし、俺コンハウスが添付している日本語解説書では、JP23とJP29は、デフォルトの設定のまま使うように明記されている。英文マニュアルには説明があるが、あくまでユーザーの自己責任で試して欲しい。

ATXマザーボードとしては、標準的なスロット構成である
 拡張スロットは、PCIスロット×4、PCI/ISAスロット×1、ISAスロット×1と標準的な構成で、マザーボードとしての完成度も悪くない。ただし、同社のAX6BCなどでもそうだが、FDDコネクタがIDEコネクタのそばではなく、CPUスロットの反対側(シリアルやパラレルコネクタの近く)に配置されているので、フラットケーブルの取り回しがやや面倒である。


●メモリクロック133MHzでも安定動作

 早速、AX63 Proでマシンを組んで、ベンチマークテストを行なってみた。FSBクロックやメモリクロックが133MHzに向上したことで、どれだけ性能が上がるかは、マニアならずとも興味があるところだろう。テスト環境は、以下に示した通りだが、一点だけ注釈が必要だろう。Katmai世代のPentium IIやCeleronでは、クロック倍率が固定されているため、FSBクロックを上げると、CPUの動作クロック(コアクロック)自体も上がってしまう。動作クロックが上がると、パフォーマンスは向上するのは当然であり、純粋にFSBクロックやメモリクロックが133MHzになったことで、どれだけパフォーマンスが向上したかを知ることはできない。そこで今回は、クロック倍率が固定されていないエンジニアサンプリングのCeleron 366MHz(PPGA版)を使った。エンジニアサンプリングでは、クロック倍率が固定されていないため、FSBクロック100MHz×4=400MHz動作と、FSBクロック133MHz×3=400MHz動作でのパフォーマンスを比べることが可能になる。

 ベンチマークプログラムとしては、Ziff-Davis Inc.のWinBench99 version 1.1に含まれるCPUmark 99とBusiness Graphics WinMark 99、High-End Graphics WinMark 99、Ziff-Davis Inc.の3D WinBench 99 version 1.2の3D WinMark、FutureMarkの3DMark 99 MaxおよびMemtestを用いた。メモリには、メルコ製の133MHz対応SDRAM(128MB)を使用した。

メルコ製133MHz対応SDRAM(VS133-128M)を使ってテストを行なった
 今回は、FSBクロックとメモリクロックをそれぞれ独立に100MHzと133MHzに設定して、テストを行なった。つまり、FSBクロック100MHz/メモリクロック100MHz、FSBクロック100MHz/メモリクロック133MHz、FSBクロック133MHz/メモリクロック100MHz、FSBクロック133MHz/メモリクロック133MHzという4種類のパターンだ。FSBクロックを100MHzに設定した場合はクロック倍率を4倍にし、133MHzに設定した場合はクロック倍率を3倍に設定したので、CPUの動作クロックは全て400MHzということになる。ただし、メモリの設定については、それぞれCAS Latency=2(CL=2)とCAS Latency=3(CL=3)の2パターンでテストしたため、合計8パターンということになる。

 結果を見れば、動作クロックが同じでも、FSBクロックやメモリクロックを上げれば、パフォーマンスは多少なりとも向上することがわかる。特に、3DMark 99 Maxの値の向上が目立つ。FSBクロックとメモリクロックの両方を133MHzに上げると、ノーマル状態(FSBクロックとメモリクロックが100MHzのとき)に比べて、約7パーセント数値が向上している。3DMark 99 Maxには、巨大なテクスチャをメインメモリから読み込むテストが含まれているため、メモリアクセス性能がかなり効いてくるようだ。なお、今回利用したメモリは、133MHz動作時にはCL=3で動作するように設計されており(現在市販されている133MHz対応メモリは全てCL=3)、CL=2では動作しなかった。また、純粋にメモリ転送速度を測定するMemtestの値は当然大きく向上しているが、実際のアプリケーションレベルでは、そこまでの差はないので、あくまで参考程度に思ったほうがいいだろう。

 FSBクロックとメモリクロックのどちらを上げるのが性能向上により効果的なのかという問いについてだが、今回のテスト結果からは、ごくわずかの差ではあるがメモリクロックを133MHzにしたほうが、より性能が向上するという結論が導き出されるようだ。メモリのバンド幅がボトルネックになっているとよくいわれるが、その一つの証拠ともいえるだろう。なお、FSBクロックやメモリクロックを上げても、動作は非常に安定していた。

FSB×倍率(MHz)100×4133×3
動作クロック400MHz
メモリクロック100MHz133MHz100MHz133MHz
メモリ種類SDRAMSDRAMSDRAMSDRAMSDRAMSDRAMSDRAMSDRAM
CAS LatencyCL=3CL=2CL=3CL=2CL=3CL=2CL=3CL=2
CPUmark 9929.830.230.6起動せず30.430.931.7起動せず
Business Graphics WinMark 99138140139139143145
High-End Graphics WinMark 99409411414413423428
3D WinMark 99641646664644652675
3DMark99 Max
(Tripple Buffer)
2,6512,7132,7722,6972,7332,826
MemTest
Fill dword
(Source & Destination Aligned)
279.6299.6322.6322.6322.6419.4
Fill dword
(Source Unaligned, Destination Aligned)
299.6299.6299.6322.6322.6419.4
Fill dword
(Source Aligned, Destination Unaligned)
93.297.5113.499.9102.3123.4

【テスト環境】
CPU:Celeron 366MHz(PPGA:ES品)
メモリ:メルコ製133MHz対応SDRAM 128MB(VS133-128M)
ビデオカード:カノープス製 SPECTRA 3200R2
(RIVA TNT搭載:ビデオメモリ16MB)
HDD:Quantum製 FireBall EX6.4(6.4GB)
OS:Windows 98+DirectX 6.1
(1,024×768ドット65,536色、リフレッシュレート85Hzで測定)


●VC SDRAMは使えるのか?

 Apollo Pro133は、NECが開発したVC SDRAM(Virtual Channel SDRAM)をサポートしていることも特徴だ。VC SDRAMは、メモリチップの内部にチャネルと呼ばれる一種のバッファ(キャッシュ)を設けることで、高い平均データ転送速度を実現していることが売りだ。ただし、SDRAMとのプロトコルレベルでの互換性はないので、VC SDRAMを利用するには、チップセットやBIOSレベルでの対応が必須となる。メルコからはすでにVC SDRAMを採用したDIMMが発売されているが、当初は動くとされていたMVP4搭載マザーボードMX59 Proで動作しないなど、出だしからつまずいた印象がある(詳しくは、 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990528/hotrev12.htm)。しかし、AOpenのWebサイトに記述されているAX63 Proの仕様を読むと、VC SDRAMもサポートしているようだ。そこで、実際に、メルコのVC SDRAM採用DIMM(VC-128M)を使って、AX63 Proで動作するか試してみることにした。VC SDRAMに対応していないマザーボードにVC SDRAMを装着すると、全く起動しないのだが、AX63 Proでは、問題なく動作する。

メルコから発売されているVC SDRAM採用DIMM「VC-128M」
 VC SDRAMのパフォーマンスを検証するために、先ほどと同じ条件で、ベンチマークテストを行なってみた。先ほどの結果と比べると、同じFSBクロック、メモリクロックでも、VC SDRAMのほうが数パーセントパフォーマンスが高くなっていることがわかる。また、SDRAMの場合は、CL=3よりもCL=2のほうがややパフォーマンスが高くなっているが、VC SDRAMではその差がほとんどないこともわかる。VC SDRAMは、その原理上チャネルにヒットしたデータなら、CLに影響されずアクセスが行なえるからであろう。より高速で動作するメモリを作りやすいこともVC SDRAMの利点だ。メルコから出ているモジュールでも、133MHzでのCL=2を保証している。現時点では、VC SDRAMの価格は通常のSDRAMに比べてかなり高めなので、積極的にVC SDRAMを購入するほどではないが、すでにVC SDRAMを購入してしまった人で、対応マザーボードを探している人には、朗報であろう。

FSB×倍率(MHz)100×4133×3
動作クロック400MHz
メモリクロック100MHz133MHz100MHz133MHz
メモリ種類VC SDRAMVC SDRAMVC SDRAMVC SDRAMVC SDRAMVC SDRAMVC SDRAMVC SDRAM
CAS LatencyCL=3CL=2CL=3CL=2CL=3CL=2CL=3CL=2
CPUmark 9930.630.630.831.131.131.432.332.2
Business Graphics WinMark 99141141139142144144147147
High-End Graphics WinMark 99420418421424429428434429
3D WinMark 99671671679681677677691691
3DMark 99 Max(Tripple Buffer)2,7752,7902,8322,8402,8212,7992,9032,891
MemTest
Fill dword(Source & Destination Aligned)322.6322.6299.6299.6299.6322.6381.3381.3
Fill dword(Source Unaligned, Destination Aligned)322.6322.6322.6299.6349.5322.6381.3381.3
Fill dword(Source Aligned, Destination Unaligned)131.1131.1139.8139.8139.8139.8167.8167.8

●Intel440BXよりも速いのか?

 Apollo Pro133は、現在Intelの主力チップセットであるIntel440BXに比べて、仕様 的には数々のアドバンテージを持っているが、本当にパフォーマンスが高いのだろう か? 筆者の偏見かもしれないが、どうもサードパーティ製のチップセットは、CPU 性能をフルに引き出すということに関しては、Intel製チップセットに及ばないとい う印象がある。そこで、マザーボードだけをAOpenのAX6BC Pro(Intel440BXチップ セット搭載)に変えて、同じ条件でベンチマークテストを行なってみた。もちろん、 Intel440BXでは、メモリクロックを133MHzにすることはできないので、FSBクロック 100MHz、メモリクロック100MHzの場合のみ計測した(ただし、3D系ベンチマークと MemTestは省略)。

 結果はグラフの通りで、やはりIntel440BXを搭載したAX6BC Proのほうが、同じ条 件でテストした場合、より高いパフォーマンスを示している。CPUmark 99の値は、 Apollo Pro133で、VC SDRAMを使って、FSBクロック133MHz、メモリクロック133MHzで 動作させた場合でも、まだIntel440BXでの結果に及ばない。絶対的なパフォーマンス に関しては、Intel製チップセットにはまだかなわないようである。どうも、メモリ 周りやAGP周りのパフォーマンスがIntel製チップセットのほうが高いようだ。

Apollo Pro133(AX63 Pro)Intel440BX(AX6BC Pro)
FSBクロック×倍率100MHz×4100MHz×4100MHz×4100MHz×4
動作クロック400MHz400MHz400MHz400MHz
メモリクロック100MHz100MHz100MHz100MHz
メモリ種類SDRAMSDRAMSDRAMSDRAM
CAS LatencyCL=3CL=2CL=3CL=2
CPUmark 9929.830.233.133.4
Business Graphics WinMark 99138140149151
High-End Graphics WinMark 99409411449444


●Apollo Pro133搭載マザーボードは買いか?

 Apollo Pro133搭載マザーボードは果たして買いなのだろうか? 確かに、FSBク ロックとメモリクロックを非同期に設定できることやATA/66をサポートしていること など、メリットも多いが、今回のテストでは、パフォーマンス自体はIntel440BX搭載 マザーボードのほうが優れているという結果が出た。現時点ではまだ出始めなので価 格もやや高めだが、数が出回ってくると、Intel440BX搭載マザーボードよりも安く購 入できる可能性は高い。動作自体は安定していたので、そういった面では推薦もでき るが、FSB133MHzに正式対応したCPUがまだ登場していない現状では、無理にApollo Pro133搭載マザーボードを購入する必要はないだろう。

□AKIBA PC Hotline! 関連記事
【7月17日号】FSB 133MHz対応?のApollo Pro 133搭載マザー登場
第一弾はAOpen AX63Pro、FSBとメモリのクロックは独立
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/990717/ax63pro.html


【8月6日更新】

●最新BIOSでかなりパフォーマンスが向上

 原稿執筆後、また状況が変わったので紹介したい。購入時のマザーボードのBIOSのバージョンは、R1.01('99/7/1)だったのだが、AOpenから最新BIOS(R1.06:'99/7/13)が送られてきたので、アップデートしてみたところ、パフォーマンスがかなり向上した。なお、AX63 Proの最新BIOSは現在βテスト中のようで、AOpenのサイトのβBIOSダウンロードページから入手することができる。現時点での最新バージョンは、R1.06B(1999/7/26)となっている。

 R1.01からR1.06にBIOSをアップデートしたことで、Intel440BX搭載マザーにほぼ匹敵する値が出ている。同じ条件(SDRAM、FSBクロック100MHz、メモリクロック100MHz)では、Intel440BX搭載マザーボードよりもわずかに性能が低いようだが、VC SDRAMを使って、FSBクロック133MHz、メモリクロック133MHzで動作させると、Intel440BX搭載マザーでの値を超える。

 また、メルコでは、VC SDRAMの普及を推進するために、AX63 Proと64MB VC SDRAM(VC-64M)のセット製品(VC-64PLUS)を、8月末から限定販売(300セット)することを発表した。VC-64PLUSの価格は34,800円なので、AX63 ProとVC-64Mを別々に購入するより、1万円程度安い。それでもまだ、Intel440BX搭載マザーとSDRAMの組み合わせよりは高いのだが、パフォーマンスが改善されたことで、製品としての魅力はかなり増した。新しい物好きな人なら、AX63 ProとVC-64Mの組み合わせを試してみるのも悪くはない。

FSBクロック×倍率100MHz×4 100MHz×4133MHz×3
動作クロック400MHz 400MHz400MHz
メモリクロック100MHz 133MHz133MHz
メモリ種類SDRAMVCSDRAMSDRAMVCSDRAM SDRAMVCSDRAM
CAS LatencyCL=3CL=2CL=3CL=2 CL=3CL=2CL=3CL=2CL=3CL=2CL=3CL=2
CPUmark 993232.332.632.5 32.9起動せず33.133.233.7起動せず34.134.1
Business Graphics
WinMark 99
145146149147 146147148150152153
High-End Graphics
WinMark 99
425427434435 430438433436444443
3DWinMark 99657661686685 680694693687702703
3DMark 99 Max
(Tripple Buffer)
2750279428782871285529112922290029662970

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[Text by 石井英男@ユービック・コンピューティング]


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ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp