【ソフト】

セガの名作シミュレーション「アドバンスド大戦略」が蘇る ほか

Weekend Summary【'98/3/13版】


■ CONTENTS ■
セガの名作シミュレーション「アドバンスド大戦略」が蘇る
ゲームバンクが新作を連続リリース
アクレイムジャパンが最新洋ゲーを発売
「Quake II」専用コンバージョンタイトル早くも登場

●セガの名作シミュレーション「アドバンスド大戦略」が蘇る

画面写真1 画面写真2 画面写真3
Reprogrammed Game (C)SEGA ENTERPRISES,LTD.,1998
Original Game(C)1988 SystemSoft Corp.

 「アドバンスド大戦略98」は、第2次世界大戦を舞台にした戦略シミュレーションゲーム。セガ・エンタープライゼスのコンシューマー機“メガドライブ”で登場し、以後シリーズ化され合計100万本を越える人気シリーズとなっている。知る人ぞ知る、名作シリーズとして名高いゲームだ。

 基本的には、ヘックス制でターンベースというオーソドックスなシミュレーションゲームのシステムを踏襲している。システム的にはコンシューマー版を踏襲しているが、ルールや思考ルーチンはすべて一新されており、兵器数やスペック、パラメータ、配置にいたるまですべて練り直され、より進化したものとなっている。
 兵器数は1,500種類で、もちろん実在するものばかり。登場国30カ国の兵器を網羅してあるという。

 用意されているモードは大きくふたつ。ひとつはスタートとゴールが設定されているキャンペーンモード。プレイヤーはドイツ軍となってポーランド侵攻から始めて、ヨーロッパ制圧か(歴史が変わってしまう!)、ベルリン陥落まで各シナリオをクリアしていくことになる。シナリオの選択は自由なので人によっては違った経路でゴールを目指すことになる。もうひとつのシナリオモードは、個々のマップを楽しむもので、最大8陣営までプレイすることが可能。もちろん8人でプレイすることもできる。

 わかりやすいシステムながら、かなり奥深いゲームなので、長く遊べること請け合いだ。

□セガ・エンタープライゼスのホームページ
http://www.sega.co.jp/
□「アドバンスド大戦略98」のホームページ
http://www.sega.co.jp/sega/ad98/ad98.htm

 

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ゲームバンクが新作を連続リリース

防衛大作戦
画面写真1 画面写真2
(C)GAMEBANK Corp.
大逆鱗III
画面写真1 画面写真2
(C)1997 Nihon Application Co.,LTD
エイブ・ア・ゴーゴー
画面写真1 画面写真2
Oddworld Inhabltants Abe's oddysee & (C)1997 Oddworld Inhabltants,Inc.,All rights reserved.Published by GT Interactive Software Corp,.Distributed by GAMEBANK Corp.,under sublicense from GT Interactive Software Corp., All other trademarks are the property of their respective companies.

 ゲームバンクが3月中に数多くのゲームをリリースする。

 ひとつめは北海道を舞台にしたリアルシミュレーションの「防衛大作戦」。舞台は、第2次朝鮮動乱が勃発したアジア。プレイヤーは自衛隊を指揮し北海道防衛を果たさなければならない。リアルな設定に裏打ちされたゲーム展開が魅力。

 「大逆鱗III」はアクション・ロールプレイングシリーズの最新作。第2作目のリリースからわずか9ヶ月でリリースされるが、グラフィック関連などがかなりパワーアップしている。また、戦闘システムが「RTTS」と呼ばれるものに変更されている。これは武器と武器を掛け合わせることで、よりパワーアップするというもの。最大5個まで組み合わせることが可能となる。

 「エイブ・ア・ゴーゴー」はプレイステーション版でおなじみのアクションゲーム。キャラクターはちょっとグロいけど、キャラのしぐさや操作感はなかなか良好で面白い。また、このゲームの最大の特徴となるキャラクター同士のコミュニケーションも見ていて面白い。見た目で敬遠しているとちょっと残念な、なかなかの良作だ。

 このほかにもアーケードでおなじみの、アクションパズルゲーム「パズルボブル2」、発売はちょっと先だが、シミュレーション・ゲーム「トーン・リベリオン」やシグノシスのアドベンチャーゲーム「ロストチルドレン」などが発売を控えている。

 

 
□ゲームバンクのホームページ
http://www.gamebank.co.jp/
□防衛大作戦のページ
http://www.gamebank.co.jp/pages/softinfo/gamenew/bouei.html
□大逆鱗IIIのページ
http://www.gamebank.co.jp/pages/softinfo/gamenew/geki3.html
□エイブ・ア・ゴーゴーのページ
http://www.gamebank.co.jp/pages/softinfo/gamenew/abe.html

 

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●アクレイムジャパンが最新洋ゲーを発売

画面写真1 画面写真2 画面写真3
(C)1997,1998 Virgin Interactive Entertainment, Inc.All rights reserved.
Published by Acclaim Japan,Ltd. All rights reserved.

 アクレイムジャパンが個性的な洋ゲー(海外産のゲーム)をいくつかリリースする。

 「イグニッション」(写真左)は、3Dタイプのレースゲーム。ディフォルメされたミニカーのような車を操り、数々の難関が設けられたコースを勝ち抜いていく。用意されたコースは7つで、雪山や湾岸など特長のあるコースばかり。このゲームで面白いのは視点の変更。いくつか用意されているのだが、車後方上面からの視点が用意されており、これまでにないちょっと変わった雰囲気でゲームを楽しむことができる。
 「セイバーエース」は45種類の実在する戦闘機を操りながらミッションをクリアしていく、戦闘タイプのフライトシミュレーター。舞台は朝鮮戦争で、登場する機体はF-51 MustangやMig-15など。3Dグラフィックボードを搭載した機種ではかなり美しいグラフィックが楽しめる。もちろん、LANやモデム経由で通信対戦を楽しむことができる。

 アクレイムジャパンではこのほかにも、「コマンド・アンド・コンカー」のシリーズ最新作や、ニンテンドウ64でヒットした3Dアクションゲーム「Turok: Dinosaur Hunter」もリリースする予定というので、今後の活動が楽しみだ。

 

 

 

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●「Quake II」専用コンバージョンタイトル早くも登場

画面写真1 画面写真2 画面写真3
(C)1998 HeadGames Publishing. All rights reserved. HeadGames is a registered trademark. All other trademarks & tradenames are the properties of their respective owners. Juggernaut is in no way related to id Software or Quake II. id Software will not provide

 昨年末に発売され、予想通り大ヒットとなった3Dアクションゲーム「Quake II」。この「Quake」や「DOOM」というゲームはもちろんこれ単体でも面白いのだが、他のディベロッパやユーザーが追加マップやキャラクタを比較的安易に作成できるという点が他のゲームと違う所だ。ご存知の方も多いと思うが、「Doom」をベースにしたドラ○もんバージョンまである。実際、「Quake」をベースにしたX-MENバージョン「X-MEN:The Ravages of Apocalypse」はP&Aシェアウェアから発売されている。

 さすがにドラ○もんは色モノだが、今回紹介する「Juggernaut for Quake II」はきちんと作り込まれた追加エピソード集だ。本家の「QUAKE」以上にグロテスクな世界を徘徊するモンスターを倒していかなければならない。ちなみに海外で現在一番人気のゲームはこの「Juggernaut for Quake II」だという海外サイトもあるほどだ。

 早い人だと「Quake II」に飽きそうな頃なのではなかろうか(通信対戦は別だろうが)。そんな人には、この追加シナリオを遊び込んで欲しい。

 

□P & Aシェアウェアのホームページ
http://www.panda.co.jp/index2.htm
□「Juggernaut for Quake II」の製品情報(和文)
http://www.panda.co.jp/products/juggernaut/jugg.htm

 

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[Reported by funatsu@impress.co.jp]


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('98/3/13)



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