●「Train Simulator」シリーズ用マスコン登場
実際に電車を運転できるとあって細部にわたって細かく作り込まれているのだが、ソフトウェア上で作り込めば作り込むほど残念に思えて仕方ないのがインターフェイスの問題。これまでは画面はリアルでも、操作はやっぱりマウスでクリックして行なわなければならなかった。
そんな身も心も鉄道ファンのユーザーの声が高まったこともあって、発売元のポニーキャニオンは遂に専用コントローラ「Master Controller for Train Simulator(略称:TSマスコン)」の発売を決定した。発売は3月4日とまだ少し間があるが、すでに問い合わせが殺到しているという。
ポニーキャニオンでは、初回ロットとして2,000から3,000台の生産を予定しており、第2回目以降の生産は「発売日から2~3ヶ月遅れるかもしれない」とのことで、どうしても発売日に欲しいユーザーには年内の予約を勧めている。また
□株式会社ポニーキャニオン
http://www.ponycanyon.co.jp/
□「西武鉄道新宿線 新2000系・10000系」のニュースリリース
http://www.ponycanyon.co.jp/wtne/cd_rom/1217trai.html
□Train Simulatorホームページ
http://www.cfc.co.jp/train/TS_P1/TS_P1.html
●LucasArtsの人気アドベンチャーゲーム「MONKEY ISLAND」シリーズ最新作登場
年季の入った洋ゲーのアドベンチャーゲームファンならば一度は遊んだことがあるだろうと思われるほど有名な「MONKEY IALAND」シリーズ。このシリーズの特徴はなんと言っても、各シーンで連発される爆笑確実なギャグだ。動きでも笑わせてくれるが、英語がわかればさらに笑える。
ジョークは上手いが剣術はダメな主人公“ガイブラッシュ・スリープウッド”。彼は、幽霊海賊から恋人“イレーン・マーリー”がさらわれるのを阻止したところまではよかったが、ちょっとおマヌケなガイブラッシュは、彼女との結婚を焦るあまりに間違って呪いの指輪を彼女にはめてしまう。哀れ彼女は黄金の彫像になってしまう。プレイヤーはガイプラッシュとなり彼女の呪いを解き、幽霊海賊の悪事を阻止しなければならない……というのが大まかなストーリー。
時折挿入されるアニメーションシーンは映画並みによく動き、また普通のゲームシーンもキャラクターの動きが滑らかでそれだけで楽しい。ちょっとだけ英語力が必要なところが残念だが、この冬じっくり挑戦してみてはいかが?
□マイクロマウス
http://www.micromouse.co.jp/
□LucasArts(英文)
http://www.lucasarts.com/menu.html
□The Curse of Monkey Islandのホームページ(英文)
http://www.lucasarts.com/products/monkey/index.html
□The Curse of Monkey Islandのデモ版ダウンロードサイト(英文)
http://www.lucasarts.com/products/monkey/curse_download.htm
●かわいい犬を育てる「Champion 犬物語」
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「有閑倶楽部」や「砂の城」などのヒットマンガの漫画家、一條ゆかりさんが長年かわいがり育てていたコリー犬“蘭丸”君を主人公にした、犬を育てるシミュレーションゲームが登場した。
育てられる犬はすべてコリー種だが、性格や個性の違う犬が5種類用意されている。えさをやったりボール遊びなどもできるほか、もちろんしつけなども重要な課題。盲導犬や救助犬のアルバイトといったイベントも用意されている。また、マップ内の病院には本物の獣医さんが控えており、適切なアドバイスを受けることもできる。育て方によっては、キングオブドッグの称号をもらったり、極悪犬になったり、プレイヤーの性格を反映した犬に育っていく。
アドバイザーとして一條ゆかりさんをむかえ、リアルに再現した犬が画面狭しと動き回る「犬物語」。犬好きはぜひ押さえておきたいソフトだ。
□アルファ・オメガフォフト
http://www.hinet-j.co.jp/~alpha/
□ニュースリリース
http://www.hinet-j.co.jp/~alpha/soft10.htm
□【11/21】ゲームソフトインプレッションWeekend Watch
英Bullfrog社 インタビュー「僕たちの夢は日本でビッグヒットを出すことさ」
('97/11/21)