「QUAKE II」最新画面写真、一挙公開! ほか

Weekend Summary【'97/10/17版】


●「QUAKE II」最新画面写真、一挙公開!

Quake II 1 Quake II 2 Quake II 3
Quake II(TM)(C) 1997 Id Software,Inc. All Rights Reserved. Distributed by Activision,Inc. under license. Quake II(TM) is a trademark of Id Software,Inc. The Id Software name is a trademark of Id Software,Inc. The Id Software logo is a registered trademark of Id Software,Inc. Activision(R) is a registered trademark of Activision,Inc. All other trademarks and trade names are properties of their respective owners.

and more Pictures

 発売直後から話題を独占し、今なお多くのゲーマーの心を捉えて離さない3Dアクションシューティングゲーム「QUAKE」。この冬、発売が予定されている続編「QUAKE II」に注目が集まっているが、今回「QUAKE II」の最新画面写真を入手できたので、いち早く公開しよう。

 前作「QUAKE」ではストーリーはないに等しく、不気味な敵と戦いながら謎を解き、ダンジョン深く潜って行くゲームだったのだが、今回はより物語部分が強調され、ストーリー展開に沿った謎やトラップがいくつか用意されているという。ステージ間のつながりも密接になり、あるステージでとった行動が他のステージに影響する場面も登場するほか、壁を破壊し道を切り開かなければならない場面などもある。これまで以上に多彩なアクションも要注目だ。匍匐前進など、これまでには無かったアクションが多数用意されているという。

 前作よりおぞましさを増したエイリアンだが、より生物兵器的なデザインとなっている。弾のあたりぐあいによっては腕だけが吹き飛んだりするのだが、この時腕の断面のテクスチャーだけが描きかえられ傷らしい表現がなされるという。もちろん血が飛び散るなどの残酷描写は健在だ。また、クリーチャーによっては、切断された断面から触手のような物が生えてくるものまで登場する。このほか女性のクリーチャーが登場するなど、今作でもユーザーの目を楽しませてくれそうだ。

 前作の登場以来id softwareには、画面が暗すぎて遠くの敵が判別できないなどの不満がユーザーから寄せられたという。今回はそういった声を反映してか、全体的に画面が明るく設定されている。ただし、前作同様輝度調整は用意されている。

 またなんといっても話題なのは、最高32人まで同時に楽しめる通信対戦だが、このほかにも大幅に進化した「QUAKE II」はこの冬一番の注目作だ。

□アクティビジョンのホームページ(英文)
http://www.activision.com/
□id Softwareのホームページ(英文)
http://www.idsoftware.com/
□QUAKE IIのページ(英文)
http://www.idsoftware.com/quake2/index.html



●きみは秋葉原で「ウルティマ オンライン」を見たか?

T ZONE前
秋葉原T ZONE前で
「ウルティマ オンライン」の
発売を待つ人々
 9月26日の
弊誌「Weekend Summary」でもお送りした、オンラインRPG「ウルティマ オンライン」。実は10月17日が発売日だったのだが、各地で大変なことになっていたのである。というのも初回発売本数が全国で3,000本。これには理由があって、ネットワークを介して遊ぶゲームなだけに、アメリカのORIGIN本社のサーバー環境に合わせて各国に販売本数が割り当てられたのである。で、日本での初回発売本数は3,000本。予約販売を実施している店では、9月の中頃にすでに予約打ち切り状態。あぶれた多くのユーザーは当日販売に賭けていたのだ。

パッケージ写真
これが話題の
「ウルティマ オンライン」
 そういった理由から、秋葉原の当日販売の各店舗では、朝から行列がズラッと出来上がった。各店の状況は、朝9時半の時点でT ZONEの前に出来た行列の人数が約200人。入荷本数が210本で、開店時間には既に完売。なんと最前列の人は、前日の閉店前から並んでいたという。また、ラオックスのゲーム館前にも朝10時に50人が並んでいたのだが、開店後11時の段階で完売。オーバートップなども当日販売を行なったようだが、もちろん完売。午後になって秋葉原で「ウルティマ オンライン」を見た人はいないのではなかろうか。

 最近ではコンシューマーゲーム機用のゲームソフトでも行列が出来ることは珍しい。もちろん品薄感が煽った今回の行列騒動だが、ゲームが売れないという嘆き声が支配的な中、注目度の高いゲームは行列してでも欲しいというユーザーの意識が如実に表れた一件といえるだろう。ちなみに販売元のエレクトロニック・アーツ・ビクターはORIGIN社のサーバー環境が整い次第追加販売を行なうとしている。11月上旬には次回出荷を行なえると言うことなので、今回買いそこなった人は次回入荷をチェックだ。


□エレクトロニック・アーツ・ビクターのホームページ
http://www.ea.com/eav/
□エレクトロニック・アーツのホームページ(英文)
http://www.ea.com/
□Ultima Onlineのページ
http://www.ea.com/eav/archive/uo/
□Ultima Onlineのページ(英文)
http://www.ultimaonline.com/

【関連記事】
Weekend Summary【'97/9/26版】仮想現実体験ゲーム「Ultima Online」遂に発売
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/970926/game.htm



●システムソフト、新ブランド「SystemSoft21(バンテアン)」設立

BOYS BE… 金田一
(C)1997 タマプロダクション/シュワッチプロダクション/講談社、(C)1997 GETS/SystemSoft Corporation
(C)金成陽三郎/さとうふみや 週刊少年マガジン、(C)講談社・TYO、(C) GETS/SystemSoft Coroporation

 株式会社システムソフトは、同社ゲームの新ブランド「SystemSoft21(バンテアン)」を設立した。ブランド第1弾はPlayStation用ソフトとして好評を博した恋愛シミュレーションゲーム「BOYS BE…(ボーイズ・ビー)」をWindows 95に移植し、12月に発売する。第2弾は、同じくPlaystation用ソフトとして発売されたアドベンチャーゲーム「金田一少年の事件簿~悲報島の惨劇~」でWindows 95用として発売する。ちなみに「BOYS BE…(ボーイズ・ビー)」「金田一少年の事件簿」は、共に講談社の雑誌に連載された人気マンガ。

 システムソフトは、代表作“大戦略シリーズ”を制作しているため、同ソフトのもつ硬派なイメージが強かったが、最近では恋愛RPG「WhiteDiamond」や11月に発売する「アクセスガールズのインターネット麻雀」のようなこれまでとは違った作風のゲームもリリースしている。システムソフトは「これまで以上に幅広いユーザー層をターゲットとしており、よりキャラクター性を前面に押し出した初心者から上級者まで楽しめるゲームを中心に発売していく」とコメントしている。

□株式会社システムソフトのホームページ
http://www.systemsoft.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.systemsoft.co.jp/news-info/NewsRelease/SystemSoft21.html

[Reported by funatsu@impress.co.jp]


Weekend Summaryバックナンバー

★ ゲームソフトインプレッション ★JEDI KNIGHT ~DARK FORCES II~

('97/10/17)



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