これまでバシバシ買ってきた筆者であるが、今月は夏枯れ(財布枯れという噂も ^^;)という事もあり、ほとんど何も買っていない。唯一、携帯電話を買い換えた程度である。とはいえ、順番が回ってきてしまったので、「ここで紹介しなかった物」と、「発表済みであるがまだ入手できない(つまり出れば買う)物」を織り交ぜ書く事にした。ちょっと反則になってしまうかも知れないが許して……。 (^^;
これまで使っていたのはN型番の2つ前のモデルである。べつに壊れたわけではないが、メモリー効果でバッテリーがもたなくなり、加えて鞄の中が重くなり、Lバッテリーを2つ持ち歩くのが嫌になったので、珍しく衝動買いしてしまった。 本当はシルバーが欲しかったが、人気のため在庫切れの上、数週間待ち。欲しくなったら直ぐにゲットしたい筆者は迷わずこちらを購入した。流石に最新モデル、小さく・軽くなり、メモリも増え、バッテリーの持ちも非常に良い。ただ気になるのは“ボタンを押してから液晶が反応するまで一呼吸待たされる”事である。この点だけは以前使っていた旧モデルの方が良かった。そうそう、文字が明朝体になっているのも気に食わない点である。 次に買い換える時は400番台の型番か!? |
NTT Do Co Mo デジタルムーバ N203 HYPER |
タイミングがずれたので書かなかった、“NTT Personal PALDIO 312S
and PALDIO DATA CARD”。しかし、このコンビネーションが筆者に与えた影響は非常に大きい。実はこれまでデジタルカメラで撮った画像確認用程度にしかNotePCを使っていなかったのだが、PIAFSの登場により、常にIBM
ThinkPad 560を鞄に入れ持ち運ぶようになってしまった。もちろんインターネットへ接続しWebやメールを読むのが主な用途。昔からモバイルには興味があったものの、これだけ本格的に持ち歩いたのは今回が初めてである。
常に持ち歩く関係で、今一番欲しいのは軽量小型・ハイパワーなサブノートPC。例えばThinkPad 535Eのボディーを使い、噂のNotePC用MMX Pentium =
Tillamook/200MHz(以上)搭載、RAM最大128MB。こんなのが出れば即買いなのだが……。
PALDIO 312SとPALDIO DATA CARD |
312Sを買って直ぐに発表のあったPALDIO 321S。PC Cardインターフェイスを持つのでNotePCへ直結でき凄く便利で、PC Watchで見たときには非常に悔しかった。しかし、これの最大の欠点は「ケーブルが無いこと」だ。 「それが便利なのになぜ!?」と、罵声を浴びそうであるが、理由は「電波状況が悪い時に座っている場所の範囲でPHS本体をウロウロできないから」である。これは結構重要で、例えば喫茶店の中などは同じ場所でもコロコロ電波状況が変わるが、321SだとNotePCごと動かさなければならず、困る事が多いのだ。 これが理由で買い換えずに今も312Sを使い続けている。(負け惜しみもちょっとあるけど……。 ^^;) |
PC Card I/Oを持つPALDIO 321S |
サイズも欠点。こんなに大きさが違う |
最近手元にEPSON CP-500やKodak DC120 Zoomなど、Compact Flashを採用したデジタルカメラが増えてきたので先日購入。(ここまでの写真は全てKodak
DC120 Zoomを使用) SmartMediaと比較すると、価格の特徴は逆で、メディアは高いがアダプタは安い。 現在、デジタルカメラ用のメディアは戦闘真っ只中であるが、統一はともかく、少なくともこれ以上は種類を増やさないで欲しいと思っているのは筆者だけではないだろう。 |
CF Card Adapter |
そういえば、最近発表された“The Portable PC Camera”について、“Flash Memory Miniature Card”採用とか、“USB”対応とか、妙にデバイスに偏った記事が多いが、これは間違い。詳細はここ(ただし、英文)を参照して欲しいが、肝心なのは、「これまでカメラ側で何でもやってた事を、これからカメラ側はシンプルにし、画像処理など重い処理はパソコンへ任す。」と定義したところである。もちろんこれはこれで「パソコンがないと画像が扱えない」「色補間をパソコン側で処理するためメーカー毎の味付けがやりにくい」など、賛否両論あると思われるが、MMX以外のデバイスはあくまでもオマケ扱い。既にこの考え方自体は、Kodak DC120 Zoomなどで使われているKDCフォーマットや、プロ用Kodak DCSシリーズのTIFFファイルなどで採用されている。
さて、ここまでは“何も無いのに絞り出したネタ”。次はこれから欲しい物を何点か上げてみる。“物欲”なのだから買った(ゲットした)物とは限らないし……。(^^;
筆者のメイン・プリンタ(?)、EPSON PM-700C 他社はこのクオリティを越えられるのか!? |
次のターゲット、1,440×720dpiの EPSON PM-5000C |
単板式ビデオカメラ初の プログレッシブスキャンCCDと RGB原色フィルターを採用したCanon MV1 |
先日発表のあったEPSON PM-5000C。A3ノビ対応、1,440×720dpi、6色各64ノズル、独立したインクカートリッジなど、筆者の欲しかった機能満載で登場した。PM-700Cでも大騒ぎした筆者であるが(あっちこっちで同じ様な記事を書いて読者からクレームのE-Mailもあったけど ^^;)、また大騒ぎすることになるだろう。問題は発売日が10月末。短気な筆者は待ちきれない。(^^; こちらは9月19日発売なので、もうすぐ手に入るCanon MV1。画質劣化の少ない光学式手ブレ補正(OIS)を搭載し、光学14倍、デジタル35倍超高倍率ズームを装備。ビデオカメラにも関わらず、プログレッシブスキャンCCDとRGB原色フィルターを使った静止画モードの画像はそこらのデジタルカメラ真っ青の画質である。 |
この他、440LX搭載マザーボードやAGPのグラフィックカードなど、この秋は新しい物が目白押し。こうしてまだまだ物欲道修行は続くのであった……。頑張って一杯稼がないと財布がもたない。(^^;
[Text by 西川和久]