●パソコンで風呂がわく?
パソコンで家の照明をつけしたり、セキュリティをオンオフしたり、サーモスタットをコントロールしたり。そんなホームオートメーションを実現するパソコンベースの製品群が、米国では近々登場するらしい。「PCs to control your home」(CNET,1/10)の報道によると、米Honeywell社、米Intel社、米Microsoft社、Thomson Consumer Electronics社が組んで、2月の中旬に発表するという。この構想は、以前からウワサになっていたが、今回の記事によると規格などの発表だけでなく、3月にはもう商品が発売されるらしい。いよいよサイバーホームが実現か。
「PCs to control your home」
[CNET、1/10]
http://www.NEWS.com/News/Item/0,4,6910,00.html
「Club Med(地中海クラブ)」といえば、世界中に拠点があるオールインワン型滞在型リゾート施設として有名。ところが、Lotusにかかると、この名前はDomino(Lotusのサーバ ーソフト)用のアプリケーションセットのコード名になってしまうらしい。きっとオールインワンだと言いたいのだろう。また、同社はNotesメールクライアントの拡張版も計画していてそのコード名は「Lookout」というそうだ。こちらは、MicrosoftOutlookに対抗版。だから名前をひっくり返したというわけだ。このほか、同社からはcc:Mail 8やcc:Mail for Javaも近々登場するらしい。どうでもいいけれど、ちょっとコード名にセンスがないような...。
「Lotus prepares improvements to Notes, Domino」
[InfoWorld、1/10]
http://www.infoworld.com/cgi-bin/displayStory.pl?970110.wlotus.htm
PCといえどもサーバー専用機は結構高い? どうやら米Compaq Computer社は今週、そんな常識を打ち破るつもりらしい。「Compaq serves at under$2,000」(CNET,1/10)によると、同社は月曜日にPentium 166MHzを搭載した1900ドル台のサーバーを発表するという。サーバーも価格戦争突入か。
「Compaq serves at under$2,000」
[CNET,1/10]
http://www.NEWS.com/News/Item/0,4,6933,00.html
これは、Intelが今年投入するMMX版Pentium Pro「Klamath」(コード名)はデスクトップ用しかないため、MMX Pentiumしか搭載できないノートとの性能差が開くという話。「Notebooks hit speedtrap」(Computerworld,1/10)によると、Intelは「Tillamook」というコード名のノート用次世代MMX Pentiumを開発しているが、それでも200MHzなので、Pentium Pro後継のKlamathとはかなり性能差があるそうだ。Tillamookについては、これまでほとんど記事に登場したことがなかったが、いよいよ話題になり始めた。
「Notebooks hit speedtrap」
[Computerworld、1/10]
http://www.computerworld.com/news/news_articles/970110notebookhit.html
さて、米国では先週、家電の総合ショウCES(Consumer Electronics Show)が開かれたため、ニュースサイトにもCES関連ニュースがあふれた。米国ではこのCESが事実上DVDのお披露目。「DVD and MMX are hot products at CES」(USA TODAY,1/10)によると、やはり目玉はDVDとMMXホームパソコンだったそうだ。あとは、例によってインターネットTVも登場したらしい。
「Prime time for Net TVs」
[CNET、1/8]
http://www.NEWS.com/News/Item/0,4,6842,00.html
（'97/1/13）
[Reported by 後藤 弘茂]