【ベスト5】 【ベスト5】
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そして、この分野でも顔を出すのが、例の「カシオ・QV-10A」。やっぱり、1/4VGAといっても内蔵メモリーで100枚近く撮影できるのはとっても便利。しかも、メモと割り切ってしまえば、あの画質でも十分ですよね。ですから、メモる代わりに撮っておく・・・といった使い方なら、QV-10Aで撮って、それを液晶やテレビで見て、要らなくなったら、さっさと消してしまう。これなら、転送速度の遅さも気になりませんしね。それに、2万円台なら、とっても気軽に使えるし・・・。
次いで便利なのは、やはり「QV-100」。こちらは内蔵4MBの”QV-10A”だと考えると、200枚近く撮れるし、解像度が必要なカットだけVGAで撮っておけばいいわけです。しかも、嫌みなほど画像の輪郭が強調されてますから、文字などをメモるには最適ですね。しかも、小さいし、QV-10Aよりも電池の消耗も少ないようだし、割り切って使うと、結構いいモデルですよね。実販価格も安いしね。
そして「DS-7」。枚数はスマートメディア1枚で、30枚しか撮れませんけど、何枚か持っていれば、枚数を気にしないで撮れますね。さらに、ノートパソコンなら、PCMCIA変換アダプター経由で一瞬にして転送できますし、JPEG準拠ですから、画像処理ソフトがなくても、ダブルクリックすればインターネットのブラウザで見られますから、これは便利。まあ、画質の性格上、文字モノは苦手ですけど、ビジュアルメモと考えれば、実用十分な性能ですね。また、ピント合わせも、普段は山マークで無限遠から90cmまでOKですから、動かす必要もないし、レンズ前９cmまでの接写が連続的にできる点も便利ですね。もちろん、実販価格も安いですしね。まあ、電池代が気になる人は別途1000mAhのNi-Cdを買っておくと便利ですし、気の短い人ならいっそのこと「DS-8」という手もありますが・・・。
結構な大穴は「エプソン・CP-200」。大きいし、格好悪いし、液晶モニターはいかにも後付っぽい感じですけど、内蔵メモリーだけでVGA画像が30枚撮れますし、内蔵メモリーをフルに増設すれば内蔵で100枚撮れるわけですから、これは結構便利！ しかも、ストロボだってありますから、真っ暗な屋内でも写せますしね。また、ケーブル転送も1コマ15秒でOKですし、附属ソフトのできがスゴブルいいので、なかなか快適です。そして、画質に関しては、もう、文句ナシにクラストップレベル。オリンパスのC-400Lと同等ですからね。価格的にも液晶モニターや接続キットまで込みで5万円台ですから、これは大穴で すよ！
さらに、今回5位にランクインしたのは新製品の「リコー・DC-2E」。どうも、市場ではストロボがないのと、実販価格がまだ高めなので、あまり売れてないようですけど、これはかなりの実力派です。なにしろ、「DC-2L」から2焦点機能とストロボを外しただけのモデルですし、同じ価格帯のモデルに比べると、AFだし、PCMCIAカードも使えるし、展開用ソフトも機能限定版がちゃんと附属しているので、結構お買い得。内蔵メモリーだけでも圧縮率の高いモードなら40枚撮れますし、メモならこれでも十分ですから。なかには、ストロボがない点で購入対象外にしている人もいますけど、実際には、相当暗い場所でもストロボなしで楽々撮影できますし、夜景だって撮れちゃいますから、ほとんど心配無用！ これは一度使ってみると、だれもが納得すると思いますけど・・・。また、とことんメモ代わりに使うなら、これにPCカードを入れておけば、呆れるほど撮影できます。なにしろ、10MBのカードがあれば、200枚くらい撮影できますからね。あとは、実販価格が49800円くらいになれば、いうことないモデルなんですけど・・・。
[Reported by 山田 久美夫 / PC Watch編集部]
