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128MBの大容量FDD「UHC」を来春より販売
実売価格はドライブ15,000円、メディア1,500円程度

亜土電子工業、来春より発売の128MB大容量FDD「UHC」の販売価格を明らかに

'97 春発売

連絡先:
株式会社亜土電子工業
Tel.03-3257-2667

 株式会社亜土電子工業は、ミツミ電機株式会社と米Swan Instrumentsが共同開発した128MBの容量をもつ「UHC」(Ultra High Capacity)規格の大容量FDDについて、店頭での実売価格をドライブ15,000円程度、メディア1,500円程度に設定する方針を明らかにした。発売は来春で、同社が運営するパソコン店のT-ZONE全店で発売するほか、自社ブランドのパソコンにも搭載し、OEM向け販売も行なう。発売予定の製品は接続用インターフェースとしてATAPI(IDE)に対応したものになる。

 UHCは従来の720KB(2DD)/1.44MB(2HD)のフロッピーディスクとの互換性を持った低価格な大容量リムーバブルメディアとして注目されている。同社は9月に米Swan Instrumentsに資本参加し、Swan製のUHC製品を国内販売することを表明していた。UHC製品の国内での具体的な販売価格が明らかになったのはこれが初めて。

 大容量リムーバブルメディアとしては、ほかに市場で大きな実績を持つ100MB容量の米iomegaのZipドライブ、米3Mらが開発した120MB容量のLS-120があり、UHCも含めて業界標準を狙った動きが注目されている。

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□(株)亜土電子工業のホームページ
http://www.ado.co.jp/ADO/frame.htm
□ミツミ電機のUHC製品情報
http://www.mitsumi.co.jp/News/NewTechnology/128MFDD.html

('96/12/12)

[Reported by shiina@impress.co.jp]


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