【イベント】【Windows】
基調講演はWindowsとJavaの組み合わせ
イントラネットとデジカメが目立つ場内
Windows WORLD EXPO TOKYO/96 レポート第1弾
'96/6/26~29 開催
会場:幕張メッセ
【基調講演1】
基調講演のトップバッターは今年も米Microsoft社会長のビル・ゲイツ氏。同社の新製品や、開発中のActive Desktopのデモを交えながらの講演だった。場内は満員で立ち見が多数出ていた。
この講演およびMicrosoft社のワークショップの内容については、後藤弘茂氏のレポートをご覧いただきたい。
この日は開場前にExchange Serverの発表会、午後には都内で任天堂などとの記者会見と八面六臂の活躍であった。
【基調講演2】
続いて登場は米Java Soft社長、アラン・ラバッツ氏。まず、Windows WORLD EXPOの文字が大きく入った演台の前に「この方がいいよね」といいながらJavaのパネルを立てかけるパフォーマンスからはじまった(写真右の演台にたてかけてあるのがそのパネル)。
内容は、Javaがいかに普遍的で用途が広い言語であり、さまざまなプラットフォームで使用でき、Javaでソフトウェアを開発することがいかにメリットがあるかというテーマであった。
情報的にはJava Oneのときのプレゼンテーション資料とほぼ同等の内容であった。
ビル・ゲイツの講演に比べると空いており、空席が目立った。Windows WORLDじゃしょうがないか。
【MicrosoftはActive X中心】
Windows NT 4.0や、Internet Explorer 4.0などの展示が期待されたMicrosoftのブースだが、両方ともなし。本日発表のMicrosoft Exchange Server 4.0や、Internet Explorer 3.0J、Active-Xなどがメインテーマだった。片隅にJakartaが参考出品されていた。画面だけだとわかりにくいので、左写真に示した説明文のないパネルを目印に探そう。
【デジタルカメラは大繁盛】
Windows NT 4.0 予想通り、デジタルカメラは花盛り。フジ、コダック、キヤノン、ミノルタはデモ付きの展示で人が集まっていた。ニコンの試作機も登場。また、予告されていなかった試作機では、ソニー(ピクチャーMDカメラ:写真右)、オリンパス(諸仕様未定)なども登場していた。
【目立たなかったイントラネット】
このWindows WORLDでは「イントラネット」がテーマのブースも多いかと思ったが、意外に目立たず 日本オラクル、サイベースなどが目についたぐらいだった。
[Reported by date@impress.co.jp]
ウォッチ編集部内PC Watch担当
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