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「Natural Wireless Laser Mouse 6000は使い込むほど良さがわかる」
~慶大・福田研究室が実証

Natural Wireless Laser Mouse 6000

5月17日 発表



 マイクロソフト株式会社は17日、慶應義塾大学環境情報部の福田研究室が行なった「Natural Wireless Laser Mouse 6000」の人間工学に関する実証実験の結果を発表した。

 Natural Wireless Laser Mouse 6000は、横から手を添えてホールドするフォームを採用した新エルゴノミクスデザインの無線マウスで、手首への負担を軽減し、長時間の使用でも疲れにくい効果があるという。

 福田研究室では1月から3月末までの間、同マウスを使用した実験を行なっていた。3月下旬に発表した簡易実験の結果では、使用開始から時間の推移による使用感の向上、疲労の軽減などがみられていた。

 今回の実験では、新製品は従来のマウスと異なる独特な形状をしているにもかかわらず、一定期間の連続使用で慣れるようになったという。実験後の主観的評価では、「従来製品よりも使いやすい」、「使い込むほど良さがわかるマウス」などのコメントが得られたとしている。

 一方、眼球運動データのうち、マウスを使ったポインティングの際、視線の平均停留時間が短いほど対象物を凝視しなくてもよく、疲労軽減に繋がるとしているが、新製品の眼球運動データは他のマウスとの大きな差異はなかった。そのため今後、疲労軽減度の他覚的評価を行なう予定。

 さらに、同製品に適したソフトウェアの作業の種類の検証、手の小さいユーザーを意識した一回り小さい製品の有用性の確認などの実施を検討している。

実験データの結果

□マイクロソフトのホームページ
http://www.microsoft.com/ja/jp/
□ニュースリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3060
□慶應義塾大学SFC研究所のホームページ
http://www.kri.sfc.keio.ac.jp/
□関連記事
【3月23日】慶大・福田研究室、マイクロソフト製マウスの人間工学デザインを実証実験
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0323/ms.htm
【1月9日】マイクロソフト、横から手を添える新形状のマウス
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0109/ms.htm

(2007年5月17日)

[Reported by ryu@impress.co.jp]

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