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Art. Lebedev、謎のセカンドディスプレイ兼入力デバイスを開発
ロシアのデザイン会社Art. Lebedev Studioは、表示機能と入力機能を備えた新デバイス「Upravlator」を来週にも発表する。 発表に先駆け、同社では徐々にその姿を公開しており、今回一部ではあるが、製品写真も公開された。 これによれば、Upravlatorは「新たな入力デバイス」と定義されているが、USBポートに加え、ディスプレイ入力コネクタを装備し、セカンドディスプレイとしても利用する。 本体表面には、3行×3列の表示デバイスを搭載。利用例としては、3Dグラフィックスソフトや音楽エンジニア、ビデオエディタにも好適としており、複数の作業領域を個別に表示して利用する模様。画像の表示速度は、一般的液晶並みという。 入力機能はどのように動作するのか判明していないが、写真からは、各表示デバイスが4方向に押せるパッドとして使えるように見える。 このほか、キートップに画像表示機能を持つフルキーボード「Optimus-113」の開発状況も公開されており、現在、最適なキートップカバーの材料を選定しているという。また、Optimus-113では有機LEDは採用しないことが明らかにされた。 価格については、発表当時と同じく、「良い携帯電話」程度で、Optimus mini threeの値段を3で割って、100を掛けたものにはならないとしている。先行予約を12月に開始し、2007年春の出荷を目指す。
□Art. Lebedev Studioのホームページ(英文) (2006年10月19日) [Reported by wakasugi@impress.co.jp]
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