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DFI「UT nF4 SLI-DR Expert / UT RDX200 CF-DR」


DFI ( http://www.dfi.com.tw/ )
LANPARTY UT nF4 SLI-DR Expert ( http://us.dfi.com.tw/Product/xx_product_spec_details_r_us.jsp?PRODUCT_ID=3872&CATEGORY_TYPE=LP%20UT&SITE=US )

 LANPARTY nF4 SLI-DR Expertは、NVIDIA nForce4 SLIチップセットを搭載するATXマザーボード。2つのPCI Express x16スロットを備え、SLIに対応する。なお、SLI利用時はx16スロットはx8で接続され、x1スロットは利用不可になり、ビデオカード1枚の時は、x4スロットはx1で、スレーブのx16スロットはx2で接続される。SLIは自動認識で、基板やジャンパの設定は不要。

 I/Oパネルのオーディオ部分が、独立したモジュールの構成になっており、オーディオCODECをモジュール上に配置することで、ノイズの低減を図っている。同社では「Karajan Audio」と称している。

 基板のレイアウトは、CPUソケットの左にDIMMスロットという一般とは逆の配置。DIMMスロットとPCI Express x16スロットの間隔が狭いため、背面側に大きなヒートシンクなどを装備したビデオカードは干渉する可能性があるので、注意したい。

 インターフェイス類は、Gigabit Ethernet×2、シリアルATA×8、IEEE 1394×1、S/PDIF入出力、USB 2.0×6など豊富な部類。ただし、IEEE 1394、シリアルポート、USBのオンボードピンヘッダ用のモジュールは用意されていないほか、SiI3114配下のシリアルATA×4は1.5Gbpsとなっている。

 ユニークな機能として、BIOSの設定内容を最大4つまで登録可能。ホットキーを押しながら起動することで、いずれかを選択できるので、オーバークロックで試行錯誤する際に重宝する。このほか、FSB/メモリ/PCI Expressクロック、CPU/メモリ/チップセット電圧などを調整できる。


主な仕様
リビジョン A02
BIOS Award
フォームファクタ ATX
CPUソケット Socket 939
ノースブリッジ NVIDIA nForce4 SLI
サウスブリッジ ---
FSB 200MHz
対応DIMM DDR400/333/266×4、最大4GB
対応VCore 0.800~1.550V
対応メモリ電圧 2.29~4.00V
拡張スロット(上から) PCI Express x16、PCI Express x1、PCI Express x4、PCI Express x16、PCI、PCI、PCI
オンボードビデオ ---
電源コネクタ 24ピン×1(メイン)、8ピン×1(ATX12V)、4ピン×1(SLI補助用)、3ピン×5(ファン、内1つはチップセットファンで占有)
IDE(コントローラ) Ultra ATA/133×2(nForce4 SLI内蔵、RAID 0/1/10/JBOD対応)
SATA(コントローラ) シリアルATA 3Gbps×4(nForce4 SLI内蔵、RAID 0/1/10/JBOD対応)
シリアルATA 1.5Gbps×4(Silicon Image SiI3114内蔵、RAID 0/1/5/10対応)
LAN(コントローラ) Gigabit Ethernet×2(nForce4 SLI内蔵、Marvell 88E8001)
オーディオ(CODEC) 8chオーディオ(Realtek ALC850)
ピンヘッダ USB 2.0×4、IEEE 1394×1、シリアルポート×1、前面パネル用オーディオ×1、S/PDIF出力×1
I/Oパネル PS/2×2、S/PDIF出力(同軸)×1、S/PDIF入力(同軸)×1、8chオーディオ、IEEE 1394(6ピン)、USB 2.0×6、RF45×2
付属品 Karajan Audioモジュール×1、SLIブリッジ×1、IDEケーブル×2、FDDケーブル×1、シリアルATAケーブル×4、シリアルATA電源ケーブル×2(デュアル)、I/Oシールド、シリアルATAドライバFD、サポートCD、マニュアル
【表面】チップセットは1チップ構成で、チップセットファンを搭載
【I/Oパネル】オーディオ端子類は「Karajan Audioモジュール」に実装されている
【裏面】
【電源回路周り】
【電源/リセットスイッチ】検証用などのために、電源とリセットスイッチが実装されている
【Karajan Audioモジュール】Karajan Audioモジュール。オーディオCODECと端子類をモジュール上に実装して、ノイズの影響を減らしている


□関連記事
【2月24日】【多和田】SLI非公式対応マザーボードでSLIを試す
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0224/tawada43.htm


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LANPARTY UT RDX200 CF-DR ( http://us.dfi.com.tw/Product/xx_product_spec_details_r_us.jsp?PAGE_TYPE=US&PRODUCT_ID=3669&SITE=US )

 LANPARTY UT RDX200 CF-DRは、ATI Radeon Xpress CrossFireチップセットを搭載するATXマザーボード。同チップセット搭載マザーボードでは、サウスブリッジにULi製を採用するものもあるが、本製品はATI純正のSB450を搭載。

 一見するとnF4 SLI-DR Expertとレイアウトがそっくりだが、PCI Expressスロットやストレージインターフェイス周りが異なる。特に、nF4 SLI-DR Expertでは、シリアルATAが3Gbpsの転送レートに対応するが、本製品は1.5Gbpsまでとなる。

 本製品も、オーディオCODECと端子類は、Karajan Audioモジュールにより提供されるが、使用しているCODECやコンポーネントは若干異なる。

 BIOS周りは、nF4 SLI-DR Expertとほぼ共通で、BIOSの設定内容を最大4つまで登録可能。ホットキーを押しながら起動することで、いずれかを選択できるので、オーバークロックで試行錯誤する際に重宝する。このほか、FSB/メモリ/PCI Expressクロック、CPU/メモリ/チップセット電圧などを調整できる。nF4 SLI-DR Expertとも、メモリ電圧は最大4Vに設定できる。現実的かどうかはさておき、オーバークロック志向ユーザーには1つのポイントとなるだろう。


主な仕様
リビジョン A03
BIOS Award
フォームファクタ ATX
CPUソケット Socket 939
ノースブリッジ ATI Radeon Xpress 200 CrossFire
サウスブリッジ SB450
FSB 200MHz
対応DIMM DDR400/333/266×4、最大4GB
対応VCore 0.800~1.550V
対応メモリ電圧 2.40~4.03V
拡張スロット(上から) PCI Express x16、PCI Express x1、PCI Express x16、PCI、PCI、PCI
オンボードビデオ ---
電源コネクタ 24ピン×1(メイン)、8ピン×1(ATX12V)、4ピン×1(SLI補助用)、3ピン×5(ファン、内1つはチップセットファンで占有)
IDE(コントローラ) Ultra ATA/133×2(SB450内蔵)
SATA(コントローラ) シリアルATA 1.5Gbps×4(SB450内蔵、RAID 0/1対応)
シリアルATA 1.5Gbps×4(SiI3114、RAID 0/1/5/10対応)
LAN(コントローラ) Gigabit Ethernet×2(SB450内蔵、Marvell 88E8001)
オーディオ(CODEC) 8chオーディオ(Realtek ALC882)
ピンヘッダ USB 2.0×4、IEEE 1394×1、シリアルポート×1、前面パネル用オーディオ×1、S/PDIF出力×1
I/Oパネル PS/2×2、S/PDIF出力(同軸)×1、S/PDIF入力(同軸)×1、8chオーディオ、IEEE 1394(6ピン)、USB 2.0×6、RF45×2
付属品 Karajan Audioモジュール×1、SLIブリッジ×1、IDEケーブル×2、FDDケーブル×1、シリアルATAケーブル×4、シリアルATA電源ケーブル×2(デュアル)、I/Oシールド、シリアルATAドライバFD、サポートCD、マニュアル
【表面】チップセットは2チップ構成。ノースブリッジにファンを搭載
【I/Oパネル】nF4 SLI-DR Expertと同じく、オーディオ端子はKarajan Audioモジュールに実装
【裏面】
【電源回路周り】
【電源/リセットスイッチ】RDX200 CF-DRも電源/リセットスイッチを搭載
【Karajan Audioモジュール】一見、nF4 SLI-DR Expertのものと共通に見えるが、CODECやそのほかのコンポーネントも若干異なる


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(2005年12月15日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]


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