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インテル チャネルカンファレンスでIntel 945マザーが多数展示5月18日開催 インテル株式会社は18日、チャネルマーケットを対象とした「インテル チャネルカンファレンス」を東京・秋葉原で開催。その会場で、マザーボードメーカーや国内代理店が「Intel 945」チップセットを搭載したマザーボードやBTX対応製品などを展示した。 インテルは、Intel 945Gチップセットを採用したATXマザーボード「D945GNT」をはじめ、microBTX規格の「D945GCZ」やmicroATXの「D945GTP」を展示。955X採用ATXマザーボード「D955XBK」はPCI Express x16スロット×2を搭載する。いずれの製品も5月下旬の出荷を予定している。 そのほか、Pentium Extreme Edition(XE)のリテールクーラーも展示され、銅製ヒートシンク部が従来製品よりも大きくなっているのが確認できた。Pentium XEではサーマルデザインガイドが130Wとなっているため、放熱効率を高めたものだという。
ASUSTeKは、マザーボードの裏面に冷却効果の高い材料を使用した955X/945Pマザーボードを展示。どちらもPCI Express x16スロット×2や、バックパネル部にシリアルATA用の外付けポートを用意するなど意欲的な製品となっている。 955X採用の「P5WD2 Premium」は、無線LANとTVチューナが載ったPCI用カードをバンドルする。電波法に適合せず回収となった前例(A8V-Eシリーズ)があるため、検査の終わる6月頃の発売を予定している。価格は4万円程度の見込み。 そのほか、945G採用のmicroATX製品や、少数ながら915GのmicroBTXマザーボードも発売予定とした。945製品については、インテルの正式発表時に合わせて発売する予定。
日本ギガバイトは、945G採用のATX製品「GA-8I945G Pro」、945GのmicroATX製品「GA-8I945G-MF」、945P採用のATX製品「GA-8I945P Pro」などを展示。こちらも正式発表に合わせて発売予定。価格は15,000円~20,000円程度の見込み。
ABITは955X採用の「AW8」と945P採用の「AL8」を展示。いずれもATXフォームファクタ。AW8は、ノースブリッジにヒートシンクとファンを装着しているが、製品として出荷する際には、ノースブリッジからヒートパイプを引き、バックパネル部で冷却する「サイレントOTES」機構を搭載する。発売は両製品とも6月を予定。価格はAW8の上位製品「AW8-Max」が29,000円前後、「AW8」が24,000円前後、「AL8」が15,000円前後となる見込み。
エーオープンジャパンは、ベアボーンに合わせた小型フォームファクタの製品などを展示。picoBTX規格で945P/Gに対応するマザーボードは、対応ケースが入手困難なためベアボーン「B200」シリーズとして販売する予定。そのほか、945G採用のキューブ型ベアボーン「XC Cube EZ945」や、ATXマザーボード2製品も5月下旬から順次発売予定。価格はATXマザーボードが15,000円前後、B200が2万円程度、EZ945が4万円程度の見込み。
エムエスアイ・コンピュータージャパンは、945Pを採用する「945P Neo-Platinum」のほか、955X採用の「955X Platinum」や、915G採用のmicroBTX製品「915GMB-FI」を展示。出荷は鉛フリーに対応させるため6月以降となる予定。
Albatronの国内代理店であるアスクは、945G採用「PX945G」と955X採用「PX955X」を展示した。どちらもATXフォームファクタで、発売は6月を予定。そのほか、GeForce 6800を搭載し、ヒートパイプと3つのファンにより30dB以下を実現したというビデオカード「PC6800Q」を展示していた。3つのファンはカードの上に付いているため1スロットでも搭載可能。通常時は2つのファンが動作し、負荷時には3つが動作する。こちらはまもなく発売で、価格は38,000円前後の見込み。
□インテルのホームページ (2005年5月18日) [Reported by yamada-k@impress.co.jp]
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