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Infineon、メモリ製造ライセンスでProMOSと合意11月10日(現地時間) 発表 独Infineon Technologiesは10日(現地時間)、台湾ProMOS Technologiesとメモリ製造ライセンスについて合意に達したと発表した。 これにより、ProMOSはInfineonのDRAM技術を使用し、メモリの製造、販売が可能になった。ProMOSからInfineonに支払われるライセンス料は総額1億5,600万ドルで、2006年4月末までに4回に分割して行なわれる。なお、この金額からInfineonがProMOSから買い付けた未払いのDRAM代金3,600万ドルが相殺される。 ProMOSは、Infineonと台湾Mosel Vitelicによる合弁会社。Infineonは2002年、ProMOSの株主間協定に関し、Moselが実質的な契約違反をしたとして株主間協定を解消。2003年初頭には、ProMOSで生産した製品をすべてMoselに供給しているとして、ProMOSとのライセンス契約を打ち切った。 ProMOSは、InfineonのDRAMライセンス契約下でのみ生産が可能であったため、Infineonに対して製造ライセンスの要求を続けていたが、折り合わなかった。2003年にはエルピーダメモリ株式会社や韓国Hynixらと製造・開発で提携を行なうなど別の道を模索していた。 今回、Infineonは、ライセンス供与をめぐって過去に起こった見解の相違は解消したとしている。 □Infineon Technologiesのホームページ(英文) (2004年11月11日) [Reported by yamada-k@impress.co.jp]
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