会期：10月20日～23日

会場：東京ビッグサイト 東ホール/会議棟

入場料：2,000円(事前登録は無料)

　20日から開幕した「WPC EXPO」において、NECと東芝の2社が燃料電池によって駆動されるノートPCの試作機を展示している。

　ここでは写真とキャプションを中心に、両社の試作機を紹介しよう。

NECの燃料電池PC。発売日などは未定。駆動時間は約10時間と、現状のリチウムイオン電池よりも若干駆動時間が長い程度だが、製品化時にはさらに変換効率があがり、電池システムそのものも軽量化される

ノートPC本体の下が燃料電池のシステム部。後部はカートリッジとなる。現状では燃料電池部分を取り外すことも可能だが、将来的には一体化する

青い部分が燃料のカートリッジ。現状ではカートリッジごとの交換のみに対応。技術的にはエタノールの供給スタンドなどを設置し、ユーザーが自分で再充填することも可能で、より安価に供給できるが、現状では法律上の問題もあり難しいという

●東芝

東芝の燃料電池PC。発売時期は未定。ダイレクトメタノール方式を採用し、高濃度のメタノールを希釈しながら発電する		燃料電池のカートリッジ。NECと同様に、現状ではカートリッジによる提供を予定している

展示された燃料電池のシステムは既存のノートPCと互換性があり、そのまま利用できるという

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(2004年10月21日)

[Reported by kiyomiya@impress.co.jp]