10月中旬以降

価格：オープンプライス

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　同時に、LS755 Zoomを上に乗せ、撮影画像をスライドショー形式などで閲覧できる「EasyShare フォトフレームドック」も発表された。10月中旬以降に発売され、価格はオープンプライス。

EasyShare フォトフレームドックとの組み合わせ

　今年後半に向けて国内再参入を発表したコダックの新製品。日本市場を強く意識した製品で、新しいレンズ収納機構、2.5型液晶モニター、背面の5方向コントローラーなどを新たに搭載している。

　電源OFFにすると、シャッターと絞りを開放し、そのスペースに第2群レンズを沈胴させる「直列収納機構」を採用。「折り曲げ」や「スライディング」方式で生じやすい、偏芯による歪みや、解像度のばらつきを解消したという。

　レンズは、独シュナイダー製の光学3倍ズーム「Schneider-KREUZNACH C-VARIOGON」を搭載。非球面レンズ3面を採用し、多層膜コーティングも施すことでクリアな色再現を可能にしたという。

　35mm判換算の焦点距離は36～108mm。開放絞りはF2.8～F4.8。マクロモードでの最短撮影距離は、広角15cm、望遠50cm。スーパーマクロの撮影距離は、広角で5cm～15cm。

　1/2.5型の有効509万画素CCDを搭載。記録解像度は2,592×1,944/2,592×1,728/2,288×1,712/2,048×1,536/1,280×960/640×480/240×320ピクセル。感度はISO 64～200。撮影画像には独自のトーンカーブを適用し、記憶色を考慮した再生色調の評価策定方法を採用するなど、独自のノウハウを生かしたという。LS753 Zoom同様、「EasyShare プリンタードック」にも対応している。

　また、カメラがシャッター速度、絞り、ISO感度、ストロボ調光量をより統合的に制御する「インテリジェント露出調整機能」や、被写体の条件に応じて露光許容範囲をシフトさせる「ラチチュード変更機能」などを搭載する。

EasyShare プリンタードックにも対応する

　QuickTime MOV形式での動画撮影も可能で、640×480ピクセル、12.5fps、または320×240ピクセル、30fpsで記録できる。

　液晶モニターは20.7万画素の2.5型。記録メディアはxDピクチャーカード。内蔵メモリとして16MBも搭載する。電源はリチウムイオン充電池。

　外形寸法および重量は、95×25×61.5mm(幅×奥行き×高さ)、170.5g(電池・カード除く)。

　なお21日に行なわれた臨時取締役会において、堀義和社長が代表取締役会長に、小島佑介副社長が代表取締役社長に就任した。小島氏は、オリンパス光学工業株式会社(当時)の映像営業本部長としてデジタルカメラ事業を担当、その後米Eastman Kodakのバイスプレジデントに就任。現在はコダックの国内再参入を推進している。

□コダックのホームページ
http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/index.shtml
□ニュースリリース(EasyShare LS755 Zoomデジタルカメラ)
http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/corp/news/0904/210904.shtml
□ニュースリリース(役員人事)
http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/corp/news/0904/210904ge.shtml
□製品情報
http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/digital/digitalcamera/ls755/Specifications.shtml
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http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0901/kodak.htm
【7月12日】コダック、3年ぶりにコンパクトデジカメに復帰
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http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0712/kodak.htm

(2004年9月22日)

[Reported by orimoto@impress.co.jp]