Opteron 140搭載の1Uユニット。CPUはファンレス

8月5日発売

標準価格：1,535,200円

　ビジュアルテクノロジー株式会社は、Opteron搭載のデスクサイドキャビネット型省スペースクラスタシステム「VT Hyper Office Series DeskCabinet / Opteron」を8月5日より販売開始、9月1日より出荷を開始する。

　デスクサイドキャビネットサイズのケースを採用し、1Uのノードを最大8ノード/8CPUまで搭載可能なサーバー/HPC(High Performance Computing)用途向けシステム。大学の研究室やオフィスなどでの導入に配慮し、省スペース・静音化が図られている。

　搭載可能なCPUはOpteron 140/142/144のほか、本日発表された2Way用CPUであるOpteron 246にも対応。なお、Opteron 246を2Wayで搭載する場合、1ノードあたり2Uになるため、最大4ノード/8CPU構成となる。

　本体背面にエアコンなどでも採用されている「クロスフローファン」を採用。本体下部から吸い上げた外気を本体前面上部より排気することで、すべてのノードを冷却する。CPUはヒートシンクのみのファンレスで、クロスフローファンのみで冷却される。また、Opteron 246(実クロック2GHz)のシステムでも問題なく稼働するとしている。

　同社によると、この冷却システムを採用したことで静音化を実現できたほか、本体背面や側面に通気口がなく、机の下や壁際などにも設置可能になり、設置スペースの自由度も高まったとしている。

　価格は、1ノードあたりCPUにOpteron 140、メモリ1GB(PC2700、最大8GB)、HDD 40GBを搭載したノードを4ノード搭載する最小構成で1,535,200円。同仕様のノードを追加する場合、1ノードあたりの単価は35万円。

　インターフェイスは、Gigabit Ethernet×2、USB 2.0×2などを備える。本体サイズは、420×570×610mm(幅×奥行き×高さ)。

8ノード/8CPUを搭載した状態	本体デザインはシンプル。前面のスリットから熱が排気される	2UのPentium 4ユニットを搭載した状態。Opteron 246をデュアル構成で搭載した場合も同様になる

□ビジュアルテクノロジーのホームページ
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□ニュースリリース
http://www.v-t.jp/news/press/030805/1.html
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(2003年8月5日)

[Reported by kiyomiya@impress.co.jp]