米国の少年がドローンに拳銃を搭載して発砲。YouTubeにアップして物議に

　米国の少年が、自作のドローンに本物の拳銃を取り付け、ドローンが空中をホバリングしながら山中で発砲する様子を動画に収め、YouTubeに公開したことから、物議を呼んでいる。

　CNNの報道によると、この動画を作成、公開したのはコネチカットの18歳の学生。現時点では、ドローンに拳銃を取り付けたことも、山中で発砲したことも米国の法律には触れていないと判断されており、少年が逮捕されたりといったことはないが、警察当局はこの件に関心を寄せており、本当に現行法に抵触していないか綿密な調査を行なっているという。

　この技術を使えば、誰でも遠隔から容易に人を傷つけることができるため、一般市民の関心も高いようで、動画は公開から10日余りで200万再生を超えている。今回の件が合法であっても、今後市販・自作ドローンへの武器取り付けを規制する議論が生まれることは避けられないだろう。