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洗濯物の乾き具合が分かる“スマート洗濯バサミ”実証実験へ

スマート洗濯バサミ
12月25日 発表

スマートフォンアプリで乾き具合を表示

 東京システムハウス株式会社は26日、洗濯物の乾き具合がスマートフォンなどのデバイスで分かる「スマート洗濯バサミ」の実証実験を開始したと発表した。

 洗濯バサミに内蔵された水分センサーのアナログデータを、マイコンボード「ArduinoNano」によってデジタル化し、Bluetoothモジュール「Bluetooth Mate」によってデバイスへ送信する一連の機能を同社で開発。現時点ではAndroidに対応しており、洗濯物の乾き具合と取り込める予想時間をアプリで表示する。

 プロトコルには「ECHONET Lite」を採用。ECHONET Liteはいわゆる“スマートハウス”を実現するため、さまざまな異なるメーカー間の家電機器を接続できる国際共通標準規格プロトコルとしている。

 将来的には、気温/湿度センサーを追加搭載することで、乾く時間帯のより正確な予測、エアコンや浴室乾燥機、乾いたら自動で取り込む電動物干しとの連携などが可能になるとしている。

イメージ図

(劉 尭)