米陸軍でGetac製Windows 10搭載堅牢タブレットが9,783台採用

F110 G3

　米Getacは21日(現地時間)、自社堅牢タブレットの「F110 G3」が米陸軍のGlobal Combat Support System(GCSS)にて、9,783台が採用されたと発表した。

　同機は環境耐性のMIL-STD 810G、防塵・防水のIP65に準拠し、電磁波規制のMIL-STD 461Fにも対応するWindows 10搭載の11.6型タブレットPC。CPUはSkylake世代のCore i7-6600U vPro(2.6GHz)などが使われており、メモリは4GB、128GB～1TBまでのSSDを搭載する。

　ディスプレイの解像度はHD(1,366×768ドット)で、画面に水滴が付いた状態や手袋を付けた状態でもタッチ操作ができる。バッテリはカートリッジタイプで2個装着可能。容量は1個で2,160mAhとなっており、ホットスワップできるようになっている。

　NFC/RFIDリーダ、指紋センサー、スマートカードリーダなども備え、GCSS-ArmyではUID(User Identifier)データの読み取りなどにも使われる模様。

　4G LTE対応で、IEEE 802.11acやBluetooth 4.2もサポートする。インターフェイスは、USB 3.0、HDMI、ドックポートなど。

　本体サイズは314×207×24.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.39kg。