やじうまPC Watch

Apple、次世代MacにARMベースのチップを追加で搭載か

〜スリープ中のメール受信などを受け持つ

写真は現行のMacBook Pro

 Bloombergは2日(日本時間)、AppleがMacに追加的にARMベースのプロセッサを搭載する可能性があることを報じた。メインCPUは従来どおりIntelのものから変わらないが、追加のARMチップが細々とした処理を肩代わりすることで消費電力を低減したり、機能を拡張する狙いがあると考えられている。

 Bloombergは匿名の情報源への取材を通じ、現行のMacBook Proに搭載されているTouch Bar用チップに似た「T310」と呼ばれるチップを開発中で、Power Napと呼ばれる省電力モードを実現するという。このモードはスリープ状態でメールの受信やカレンダーの同期をしたり自動でソフトウェアアップデートをインストールするといった機能を低消費電力で実現するもののようだ。

 また、この機能が搭載されたMacは2017年末に発売される可能性が高いとしている。