究極のVRを実現する電動チェア「MMone」の動画を観たらテンションが上がった

　近年VRヘッドセットがこれまでにないほどの盛り上がりを見せているが、実は筆者はあまりVRに肯定的ではない。傍から見たらVRヘッドセットを付けてゲームをプレイしているは実に滑稽で、自分がそう思われたくないからだ。

　しかし、つい先日公開されたシミュレータ用電動チェア「MMone」の公式予告ビデオを観たら、その考えを改めなくはならないと思った。というかできることなら自分の家に導入しようかと思うほどだ。

　座るチェアの部分は上下左右ともに360度完全にフリーに回転し、アームは上下左右ともに30度ほどの可動域を持つこの電動チェア。ジェットコースターのような落下はもちろん、飛行機のコックピットに乗ってロールするシーンも完全に再現できるその様は、まさに仮想現実そのものだと言ってもいい。

　実は2015年末辺りから開発が進められている製品のようで、どちらかと言えば商用向けの製品のようだが、「VRは滑稽」という筆者の既存概念を覆すほどのインパクトを持っている。