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Googleに36億ドルの租税回避の疑い、Bloombergが報道

 Bloombergは日本時間22日付けで、Googleがバミューダ諸島に所在するペーパーカンパニーに約1.8兆円ほど送金し、結果として2015年度に36億ドル(約4,200億円)もの「節税」がオランダ当局の公開した文書により判明したと報じた。

 Googleの持株会社であるAlphabet.incは、2004年から米国外で発生した利益をオランダのペーパーカンパニーに転送し、さらにバミューダの子会社に送金していた。バミューダが法人の収入に対して非課税であることを利用して節税を図っており、米国外の収益にかかった2015年度の実質税率は6.4%ほどにまで引き下げられていたとしている。