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Google、機械学習で画像を高解像度にする技術「RAISR」を実用化

~より少ない帯域幅でより高画質な画像を表示

 Googleは11日(米国時間)、機械学習を用いて画像を高画質にする技術「RAISR(Rapid and Accurate Image Super-Resolution)」をGoogle+で実装したと発表した。

 RAISRとは、機械学習を用いて低画質な画像を高画質な画像へと変化させる技術で、2016年11月にGoogleにより公開されていた。

 従来、高画質の画像を表示させたい時には多くの帯域幅、データを使用する必要があった。しかし、RAISRを使用することで画像を表示させる際の帯域幅を最大75%まで削減できるようになり、通信環境の良くない場所でも高画質な画像をすぐに表示できるようになった。

 現在は、Google+の画像にのみ本技術が適用されているが、将来的に本技術をより広める見通しであるという。