イベントレポート

展示会場からiPhoneやMac対応の新製品を写真で紹介

会期:3月27日〜3月29日(現地時間)

会場:米国カリフォルニア州サンフランシスコ Moscone Center North

 「Macworld | iWorld」が3月27日(現地時間)に開幕した。会場は米サンフランシスコのThe Moscone Center。昨年(2013年)までとは変わり、Northホールへと回帰した展示フロアには、1月のInternational CESや2月のMobile World Congressなどで発表されたiOSデバイス向け、あるいはMac向けの新製品が多数展示された。加えてこれらの展示会には出展しないものの、Macworld | iWorldにだけ出展する企業からも面白い製品がいくつか登場している。

 Macworld | iWorldの会期は2010年以降やや流動的で、それまでの年初というスタイルから模索を続けている。伝統的にはInternational CESとかぶる日程が多かったが、Appleが出展の見送りを決めてからは、やや後ろにシフトして1月下旬から2月初旬ぐらいで数年開催された。この日程だとInternational CESより後だが、Mobile World Congressより前ということになる。2014年は3月末ということで、両イベント後の開催という順序だ。ちなみに2015年は3月中旬になり、順序としては今年と変わらないが、Mobile World Congerssの翌週にあたり、両展示会の間隔が短めになる。

 会期日程が日本時間の週末にかかることから、各製品の更なる詳細は別稿で追ってお伝えすることにして、今回は初日の速報として展示ホールで見つけた主な新製品などの一部を簡単に写真で紹介する。

Kanexが展示したThunderbolt対応のアダプタ。ThunderboltインターフェイスをUSB 3.0×1個+Gigabit Ethernet、あるいはUSB 3.0×1個+eSATAに変換する。6月に出荷予定と言うことで、まだパッケージはサンプル。価格は未定とのことだが、説明するスタッフに「いくらなら買う?」と問われたので60〜70ドルと答えたら「いいセン」という答えが返ってきた。国内ではフォーカルポイントがKanex製品の販売代理店となっている
PCユーザーにはお馴染みのTranscendによるMacの内蔵SSDアップグレードキット。MacBook Air、MacBook Pro Retinaディスプレイモデルに内蔵されるFlashストレージ(SSD)を換装して大容量化する。取り出したSSDはケースに入れて外部ドライブとして再利用する。対応するMacはSSDが事実上のmSATA接続だったモデルまでで、Haswellを搭載する現行のMacに対応する製品はまだない
2013年のレポートでも紹介したMacBook Pro Retinaディスプレイモデル(15型)向けのドッキングステーション「HENGE DOCKS」。開発が遅れていて、いまだ開発中。1月のCES時点では3月と言われていたが、今回は9月予定までずれこんでいる。仕様も昨年のレポートに比べると変更されており、DisplayPortモデルとThunderboltモデルの2つが用意される予定から、各1ポートずつを搭載する1モデルとなった。主な理由は競争力のある価格にするためのコストだという。別稿で詳細をお届けする
Western DigitalのRAID対応ポータブルドライブ「My Passport Pro」。本誌でもリリースを紹介している。Macworld | iWorldの会場では、実機が展示された。Thunderboltのケーブルは本体に巻き付けて収納するスタイル。放熱も兼ねているのか金属製の筐体は手に持つとずっしりとした重さがある。ケーブルは直付けとなっており、デイジーチェーン用のインターフェイスはない
Thunderboltに対応する拡張ボックスのCubeシリーズ。PCI Expressのスロットを1本から最大8本まで拡張する
Droboの低価格モデル「Drobo Gen3」。主力製品は5スロットでThunderbolt接続のDrobo 5Dに移行しているが、初代モデルとさほど変わらないデザインの4スロットモデルのインターフェイスをUSB 3.0に限定して低価格化。349ドルとなっている。ショースペシャル価格では299ドルで販売
2013年のレポートでも紹介し、出荷のはじまった「Double」。iPadを入れて自立、自走するコミュニケーションツール。専用のチャージングステーションも近日中に販売を開始するという。本体は2,499ドル。チャージングステーションは別売で299ドル
日本で販売されて大人気となったダンボーデザインのポータブルバッテリもMacworld | iWorldへと出展。会場価格で販売されている
Mobile World Congressのレポートでも紹介したiPhoneを赤外線カメラにするケース「FLIR One」。大きめの展示ブースを構えて、デモンストレーションを行なっていた。349ドルで、4月から5月を目途に出荷を開始するとしている
NEET Productsのケーブルの絡まりを防ぐというスリーブ。金属の芯線が布の中に入っているので、ある程度形状を保ったままで巻き取ることができる
iPhone用のDock「OCDock」。iMacに合わせてデザインされている。Lightningケーブルはフレキシブルタイプの薄いもので、スタンドの下を這わせるようにしてiMac背面のUSBポートに接続する。会場価格は59ドルで販売
iPhone用のコンバータレンズ「olloclip」のマクロ専用モデル。3つの倍率のマクロアダプタが一体になっている
スマートフォンアクセサリの「Glowdeck」。小型のLEDスクリーンをもった本体は、Bluetoothスピーカー、Qi対応のワイヤレス充電台、LEDのイメージ照明そしてスマートフォンの通知機能などに対応する
マイクロフォンメーカーのBlueが予告しているMo-Fi。聞くとMobile Hi-Fiの略だそうで、4から5月にかけてハイレゾオーディオに関連する発表を予定しているとのこと

(矢作 晃)