【COMPUTEX 2012前日レポート】
UltrabookやWindows 8搭載機の展示に期待

会期:6月5日~6月9日(現地時間)
会場:Taipei World Trade Center Nangang Exhibition Hall
   Taipei World Trade Center Exhibition Hall 1/3
   Taipei International Convention Center



 PC関連で世界最大規模のトレードショウ「COMPUTEX TAIPEI 2012」が6月5日から9日の会期で台湾台北市にて開催される。

 今年のCOMPUTEXの目玉の1つはWindows 8だろう。先週Microsoftは製品候補版にあたるRelease Previewを公開した。これは、PC OEM/ODMが多数存在する台湾で行なわれる本イベントに合わせたものと考えるのが妥当だろう。Windows 8は、従来のデスクトップやノートブックに加え、タブレットも前提に開発されており、もしかするとこれまでにないフォームファクタのPCの展示が見られるかもしれない。

 また、ARM版Windows 8であるWindows RTに関しては、これまでプレスが触れることのできるデモ機は用意されたことがないが、製品化も秒読みに入ったことで、Windows RT機としての初お披露目にも期待がかかる。

 さらに、IntelはCOMPUTEXに併せて、これまでクアッドコアのみ提供していたIvy Bridgeのデュアルコア版を投入するものとみられている。デュアルコア版ではTDPの低いものもあるため、Ultrabookへの実装が可能になる。こちらも各社から新製品の発表/展示がなされるものとみられる。

 4日は開幕前日であるが、すでにAcerやIntel、ASUSなどが発表会を予定している。PC Watchでは、随時レポートをお届けする。

カンファレンスなどが開かれるTICCTWTCホール1TWTCホール2
TWTCホール3ホール内はまだ設営中

(2012年 6月 4日)

[Reported by 若杉 紀彦]