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カシオ、 “成層圏から宇宙に続く色の変化”を表現した腕時計

OCW-G1100C

 カシオ計算機株式会社は、“成層圏から宇宙へと続く美しい色の変化”を表現したというGPSハイブリッド電波ソーラー搭載ウォッチ“OCEANUS(オシアナス)”「OCW-G1100C」を、6月10日より全世界1,500個限定で発売する。税別価格は30万円。

 既存の「OCW-G1100」をベースとし、地球を取り巻く成層圏から宇宙に広がる色調の変化をイメージし、地球を覆う雲のホワイト、澄み渡る青空のブルー、広大な宇宙のブラックをテーマとした。

 UTCからの時差を表記したベゼルは、時差のプラス部分をブルー、マイナス部分をブラックで表現する2色成形セラミックベゼルを開発。優れた耐摩耗性や艶やかな質感を実現した。文字盤はブルーとホワイトのグラデーションで青空と白雲をイメージし、2時側のインジケータに白蝶貝を用いて真珠母雲を表現。

 また、秒針の針軸とりゅうずに再結晶ブルーサファイアを配し、インデックスは人工衛星をイメージし、12時の位置はひときわ大きいバケット型を採用した。

 機能面ではOCW-G1100と同様、時計回り/反時計回りともに運針速度の速いデュアルコイルモーターを6時位置のインダイアルに搭載。ワールドタイムの素早い切り替えと、緩急を付けた遊び心のある針の動きを実現したという。

 また、GPS電波による時刻/位置受信、標準電波による自動時刻受信、世界27都市のワールドタイム、1秒計測可能なストップウォッチ、針位置自動補正機能、日付/曜日表示、フルオートカレンダー、バッテリ充電警告機能などを備える。電源はタフソーラーで、連続駆動時間はパワーセービング状態で約19カ月。10気圧防水も備える。

 本体サイズは51.1×46.1×15.1(幅×奥行き×高さ)、重量は約102g。

(劉 尭)