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ASRock、オーバークロック向け最上位シリーズのIntel Z170搭載microATXマザー

~IEEE 802.11ac対応モジュール搭載のMini-ITXマザー2モデルも

Z170M OC Formula

 株式会社アスクおよびマスタードシード株式会社は、ASRock製マザーボード3製品を4月29日より発売する。価格は全てオープンプライス。

Z170M OC Formula

 「Z170M OC Formula」は、オーバークロック向け製品の最上位である「OC Formulaシリーズ」のmicroATXマザーボード。税別店頭予想価格は27,680円前後の見込み。

 14電源フェーズ+Digi Powerや10層基板の採用により、最高クラスのOC耐性を実現。余分な信号伝達や回路を減らすため、DDR4メモリスロットを2本のみとしており、4,500MHz以上のメモリOCに対応する。

 また、ASRockの製品開発チームに所属する世界的オーバークロッカーNick Shih氏がチューニングしたプロファイルがプリセットされ、複雑な設定をしなくても簡単に安定したOCが可能としている。

 主な仕様は、チップセットがIntel Z170チップセットで、CPUソケットがLGA1151。メモリスロットはDDR4 DIMM×2、最大容量は32GB。拡張スロットはPCI Express 3.0 x16×3(内2つはx4/x8動作)。ストレージインターフェイスはM.2(PCI Express x4/SATA 6Gbps接続両対応)、SATA 6Gbps×8(内4基はSATA Express)。

 バックパネルインターフェイスは、USB 3.1×2(1つはType-C)、USB 3.0×4、USB 2.0×2、HDMI出力、DisplayPort、Gigabit Ethernet(Intel I219V)、PS/2×2、音声入出力などを搭載する。

H110M-ITX/ac

H110M-ITX/ac

 「H110M-ITX/ac」は、Intel H110チップセット搭載のMini-ITXマザーボード。税別店頭予想価格は10,800円前後の見込み。

 最大433Mbpsでの無線通信に対応する、デュアルバンドのIEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN+Bluetooth 4.0モジュールを搭載。有線LANもIntelコントローラ(Intel I219V)を搭載し、Gigabit Ethernetに対応する。

 主な仕様は、CPUソケットがLGA1151、メモリスロットはDDR4 DIMM×2(最大動作クロックは2,133MHz)、最大容量は32GB。拡張スロットはPCI Express 3.0 x16。ストレージインターフェイスはSATA 6Gbps×8。

 バックパネルインターフェイスは、USB 3.0×2、USB 2.0×4、HDMI出力、DVI-D、Gigabit Ethernet、PS/2×2、音声入出力などを搭載する。

A88M-ITX/ac R2.0

A88M-ITX/ac R2.0

 「A88M-ITX/ac R2.0」は、AMD A88Xチップセット搭載のMini-ITXマザーボード。税別店頭予想価格は10,180円前後の見込み。

 前リビジョンの「A88M-ITX/ac」では、A10-7890Kなどに付属するクーラー「Wraith Cooler」搭載時に、メモリスロットと干渉してしまう問題があったが、本リビジョンではスロット位置が調整され、メモリスロットやPCE Expressスロットとの干渉なしにWraith Coolerの搭載が可能となった。

 そのほかIEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN+Bluetooth 4.0モジュールや、3系統の映像出力端子を搭載する。

 主な仕様は、CPUソケットがSocket FM2+、メモリスロットはDDR3 DIMM×2(最大動作クロックは2,400MHz)最大容量は32GB。拡張スロットはPCI Express 3.0 x16。ストレージインターフェイスはSATA 6Gbps×6。

 バックパネルインターフェイスは、USB 3.0×2、USB 2.0×4、HDMI出力、DVI-D、ミニD-Sub15ピン、Gigabit Ethernet(Realtek RTL8111GR)、PS/2×2、音声入出力などを搭載する。

(佐藤 岳大)