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Amazon、デュアルバッテリ採用の最上位電子書籍端末「Kindle Oasis」

~シリーズ最軽量の131gを実現

Kindle Oasis

 Amazon.co.jpは、電子書籍端末Kindleシリーズの第8世代機でE Ink電子ペーパーを採用した「Kindle Oasis」を発表した。4月13日より予約受付を開始しており、数週間以内に発送予定。

 直販価格は、Wi-Fiモデルでキャンペーン情報付き(広告表示機能あり)が35,980円、同キャンペーン情報なしは37,980円。Wi-Fi+無料3Gモデルでキャンペーン情報付きが41,190円、同キャンペーン情報なしは43,190円となる。バッテリ内蔵のレザーカバーが付属し、ブラック、ウォルナット(スウェード)、メルローの3色が用意されている。

 Kindle Oasisは、日本ではKindle、Kindle Paperwhite、Kindle Voyageに続く最上位モデルで、これまでのKindleの中でも最軽量の131g(Wi-Fiモデル)を実現。これまでのKindleよりも平均30%薄く、20%以上軽い。筐体にはポリマー樹脂フレームが使われており、剛性を上げつつ軽量化を実現している。

 バッテリは本体内蔵のものだけでなく、付属のバッテリ内蔵カバーを併用するデュアルバッテリシステムを採用しており、カバー装着時は本体に充電を開始。バッテリ駆動時間は数カ月間と、他機種の数週間というバッテリ駆動時間から大幅に向上している。

 加速度センサーを内蔵しており、左右どちらの手で持っているか認識可能。自動でページの上下反転や、ページめくりボタンの方向を判断し、左右どちらの手でも快適に使用できる。

 ディスプレイは6型で解像度は300ppiで、モノクロ16階調のE Ink電子ペーパー(Carta)と、Kidle Voyageと同じだが、内蔵フロントライトを再設計し、LEDライトを10個搭載。円筒形の回折パターンを取り入れたことで、画面上の明るさの均一性が向上。輝度も向上しており、明るい光が当たる場所でも読みやすくなっている。

 ストレージ容量は4GBで、こちらはVoyageなどと同じ。無線LANはIEEE 802.11b/g/nをサポートする。充電はUSB端子を備え、充電に使用される。

 本体サイズは143×122×3.4~8.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量はWi-Fiモデルが131g、Wi-Fi+3Gモデルは133g、カバーは107g。

付属カバーはバッテリを内蔵。カバーを閉じるとKindle Oasisはスリープ状態に移行する
最薄部は3.4mmの薄さ
カバーはブラック、ウォルナット(スウェード)、メルローの3色
利用イメージ
Amazon.co.jpで購入

(中村 真司)