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ラトック、USBで4K出力できるHDMIアダプタ

「REX-USB3HD-4K」

 ラトックシステム株式会社は、USBポートを使用してHDMIに変換し、4K表示を可能にする変換アダプタ「REX-USB3HD-4K」を4月中旬に発売する。税別価格は15,800円。

 PC側の映像出力ポートが4K解像度をサポートしていなくても、本製品をUSB 3.0ポートに接続することで外部ディスプレイに4Kで画面表示できるようにするというもの。専用のドライバとユーティリティをインストールして使用する。ユーティリティを使うことでディスプレイごとに壁紙を設定したり、ウィンドウサイズを補正可能。HDMIによる音声出力にも対応する。制限としては、メインディスプレイとして利用不可なこと、4K表示時のリフレッシュレートが30Hzになること、HDCPおよびCOPPには対応していないといった点が挙げられる。

 4Kだけでなく、WQXGA(2,560×1,600ドット)、WQHD(2,560×1,440ドット)、フルHD(1,920×1,080ドット)などの解像度もサポートし、本製品を複数台PCに接続したマルチディスプレイ環境を構築することもできる。ただし、その場合はフルHDを超える解像度(例えば1,920×1,200ドット)で出力できない。また、接続可能台数はWindowsで最大6台、Mac OS Xで最大4台までとなっている。

 対応OSは、Windows 10/8.1/8/7、Mac OS X 10.8.5以降。ただし、ユーティリティはMac OS X 10.11以降をサポートしていない。

 本体サイズは93×40×15mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約50g。ケーブル長は約150mm。

(中村 真司)