エレコム、業界最速940Mbpsの有線LANスループットを謳う無線LANルーター

「WRC-1167GHBK3-A」 ※下位モデルの「WRC-733FEBK2-A」も見た目は同じ

　エレコム株式会社は、IEEE 802.11ac対応の無線LANルーター2機種を11月中旬に発売する。それぞれ無線LANの最大転送速度が異なり、867Mbps対応の「WRC-1167GHBK3-A」の価格は8,964円、433Mbps対応の「WRC-733FEBK2-A」は6,696円となる。

　ビームフォーミングによって離れた位置にあるデバイスへの安定した通信を可能としているほか、ルーター導入方法を解説した説明動画付きの無料アプリを用意することで、初心者でも簡単にセッティングできるように配慮。また、有害サイトのフィルタリング、時間帯アクセス制御といった子供がいる家庭でも安全にインターネットを利用できるようになっている。

　WRC-1167GHBK3-AのみハードウェアNAT機能をサポートしており、一般的な有線LANのスループットが約200～300Mbpsのところを本製品は最大940Mbpsを達成し、業界最速を謳う。

　主な仕様は、無線がIEEE 802.11a/b/g/n/acで5GHz/2.4GHz帯に対応。有線WAN/LANはともにWAN×1、LAN×4だが、上位のWRC-1167GHBK3-AはGigabit Ethernet対応で、下位のWRC-733FEBK2-Aは100BASE-TX接続のEthernetとなる。

　セキュリティ機能は、WPA2-PSK(AES)、WPA-PSK(TKIP/AES)、WEP(128/64bit)、など。対応OSはWindows 10/8.1/8/7/Vista/XP/RT、OS X 10.5以降。

　本体サイズは約26×130×182.5mm(幅×奥行き×高さ)で、重量はWRC-1167GHBK3-Aが約210g、WRC-733FEBK2-Aは約200g。