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Microsoft、Windows 10対応のキーボードセットとBluetoothマウス

「Wireless Desktop 900」

 米Microsoftは4日(現地時間)、Windows 10対応のワイヤレスキーボードとワイヤレスマウスがセットになった「Wireless Desktop 900」と、Bluetooth接続のワイヤレスマウス「Bluetooth Mobile Mouse 3600」を発表した。

 MicrosoftがWindow 10対応製品として発表した純正のキーボードとマウスは今回が初になると思われる。

 Windows 10ならではの機能として、専用ユーティリティ「Mouse and Keyboard Center」を使うことで、CortanaやOneNote、仮想デスクトップにワンタッチでアクセスできるようになる。

 両製品とも米Microsoft Storeにて発売予定で、「Wireless Desktop 900」の発売日と価格は10月1日/49.95ドル、「Bluetooth Mobile Mouse 3600」は10月8日/29.95ドルとなる。なお、日本での発売時期は現時点では不明。

Wireless Desktop 900

「Wireless Desktop 900」

 Wireless Desktop 900の特徴は、入力キーの傍受を防止する128bitのAES暗号化通信、静音キー、約9mの無線接続距離などを特徴とする。マウスは左右対称デザインで、右利き左利きのどちらにも対応できる。

 また、省電力設計により、キーボードとマウスは約2年の電池寿命(アルカリ電池使用時)を備える。キーボードは単3乾電池2個、マウスは単4乾電池2個を使用する。

 対応OSはWindows 7/8/10、Mac OS X 10.4以降。

 キーボードの本体サイズは、425.9×154.6×mm(幅×奥行き)、マウスは63.12×113.3×mm(同)で、重量は非公開。PCとの接続にはUSB無線アダプタを使用する。

 なお、セットのマウス「Mouse 900」は単体でも購入可能で、価格は29.95ドルとなる。

Bluetooth Mobile Mouse 3600

「Bluetooth Mobile Mouse 3600」

 Bluetooth Mobile Mouse 3600は、サイズが57.1×95.4×mm(幅×奥行き)と、コンパクトなBluetooth 4.0接続のマウス。利き手を選ばない左右対称デザインとなっている。

 センサーにはレーザー式のBlueTrack Technologyを採用、ホイール部はチルト機能を備えており、前後だけでなく左右にも動作する。電池寿命(同)は6カ月で単4乾電池1個を使用。

 対応OSはWindows 8/10、Mac OS X 10.10以降、Android 4.4.2/5.0。

 重量は非公開。

(中村 真司)