総務省、ドローン利用に関するガイドライン案への意見募集を開始

ガイドライン案

　総務省は、「『ドローン』による撮影映像等のインターネット上での取扱いに係るガイドライン(案)」(PDF、以下ガイドライン案)に対する意見募集を開始した。

　総務省は、ドローンの普及が進みつつある状況を受け、ドローンで撮影された映像などをインターネット上で公開する行為への考え方、またそういった行為を行なう場合に注意すべき事項などを検討し、取りまとめたものをガイドライン案として公開した。

　ガイドライン案には、撮影映像をインターネット上に公開する場合、プライバシー侵害等による損害賠償責任など、民事/刑事/行政上のリスクを負うことになるという基本的な考え方や、具体的にプライバシー侵害などを避けるため注意すべき事項といった内容が盛り込まれている。

　今回の意見募集はそのガイドライン案に対するもので、募集期間は7月29日17時まで。応募方法は郵送、FAX、Eメールなど。詳細な応募手続きに関しては、意見公募要領(DOC)を参照されたい。

　なお、ガイドライン案は、総務省ホームページ及び電子政府の総合窓口「e－Gov」に掲載され、連絡先窓口で配布も行なわれる。